不倫がはじまりやすい3つの条件とは?
歌手でタレントの近藤真彦さん(56歳)に不倫報道がありました。お相手の女性は、近藤さんの25歳年下、31歳の女性経営者。5年間にわたって不倫関係にあったといわれています。人気アイドルとして出発し、長きにわたって芸能界で活躍してきた近藤さんが、これまでこれほど大きな不倫報道を回避できていたことにも驚きですが、と同時に「マッチよ、お前もか……」とガッカリした人も多かったのではないでしょうか。
じつはこれ、芸能人に限った話ではなく、男性が50代になって不倫に“どハマり”するケースは珍しくありません。
50代男性には、社会人人生のなかで自分なりに誇れる仕事をしてきたという自負があるもの。妻との関係は安定し、子育ての終わりも見えはじめるため、しっかりと家庭を築いてきたという自信がついてくる年代です。さらに、若い世代と比べると、自由になるお金と時間も少しずつ増えてくる頃。……そんなふうに、「社会的ポジション」「家庭の安定」「経済的・時間的余裕」という、不倫をスタートさせるための3つの条件が揃うのが50代なのです。
50代は、若者世代にもリタイア世代にも属さない世代。だからこそ、精神的にも肉体的にも「いつまでも若くいたい!」と焦る年代でもあります。だからこそ“オスの証”として、若さを失わないためのカンフル剤の役割を不倫や浮気に求めることもあるのです。
「お金」と「ヒマ」を手にした50代男性が、まれに若くて美しい愛人を得た時、“どハマり”して、恋人時代に戻ったような気持ちであちこち連れまわすのも、自分がまだまだオスであることを誇りたいから。「愛妻に支えられながら、若くて美しい愛人もいるオレってすごくない?」という心理があるのでしょう。
「妻を満足させ、愛人を納得させる決断」に注目!
不倫や浮気は決していいことではありません。そして、本来は家庭の問題であることもたしか。渦中の夫婦以外がとやかく口出しする案件ではないでしょう。ですが、今回の近藤さんの報道には注目しています。なぜなら、芸能界のトップを走ってきたスターが、どんなふうに後始末をするのかを知りたいからです。妻を満足させ、愛人を納得させるような決断をできるかどうかは、夫婦問題のプロとしてもおおいに気になるところです。
もしも、私が近藤さんにアドバイスさせていただくとしたら、「ここは一度冷静になって考えて、家庭の再構築に努めてみては?」とお伝えすると思います。基本的には、誰であっても離婚はしないにこしたことはありません。失うものも小さくて済むはずです。
「家に帰って家族を大切にしてあげてください」とはマザー・テレサの言葉。近藤さんにも送りたいと思います。