コロナ禍で変わった懸賞事情って? 参加型のイベント懸賞が減ったり、中止に!
巣ごもり生活が続く中で懸賞を活用して生活防衛をする人もいるのでは? 懸賞達人として30年、雑誌やメディアで活躍する「ガバちゃん」こと長場典子さんに、ウィズコロナ時代に注目が集まる懸賞の最新情報や当てるコツについて解説していただきます。2020年、世界中が新型コロナウイルスに振り回され、各国は先んじてワクチン開発を成功させるべく躍起になっている昨今です。そんな中、日本では経済を動かす、Go Toキャンペーンが実施されていますが、素直に盛り上がるには、どうしてもコロナ感染者数を意識してしまいます。
懸賞の世界でコロナの前と後で変わったことといえば、人気プレゼントでもある海外旅行はほとんどなくなり、エンターテインメント、スポーツ観戦、観劇、コンサート、テーマパーク等々、参加型のイベント懸賞が減ったり、中止になっています。
ただ、期待と不安の中、懸賞を主催する企業も考え方はさまざまで、秋の恒例キャンペーン賞品であった「東京ディズニーリゾートのパークチケット」プレゼントを、今年は「クオカード」に変更する企業もあれば、例年通り「東京ディズニーリゾートのパークチケット」が当たるキャンペーンを実施する企業もあるなど、その姿勢はさまざまです。
緊急事態宣言を境に今ではリモートを活用した巣ごもり生活が日常という方も急増する中で、副業的に懸賞に応募する人が増え、懸賞専門情報誌は売上2%アップの人気ぶりです。ライバルが増えれば当たらなくなるのでは?と思いますが、コロナウイルスは基礎疾患のある方や高齢者の方は重症化しやすいということで、該当する方はコロナ以前の「人が集まるイベント懸賞」に応募することをためらう人も多くなっています。
つまり、現段階での参加型のイベント懸賞は、以前より当たりやすい懸賞ということになります。いつの時代もそうですが、懸賞はその時の社会のあり方に呼応するように状況が変わるということを覚えておきたいものです。
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教えてくれたのは……
懸賞ライター 長場典子さん
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