野菜が高い時期の食費節約
9月に入り少し落ち着いたとはいえ、まだまだ野菜の値段が高い日が続いています。一時期はキャベツ1玉が500円という手を出しづらい価格にまでなっていました。しかし「値段が高いから食べない」と切り捨ててしまっては栄養バランスも悪くなります。そこは工夫してできる限り支出を抑えながら野菜をしっかりと摂りたいものです。今回は野菜高騰時期の買物の仕方や野菜を長持ちさせるグッズなどをご紹介します。
カット野菜やサラダは時価が反映されない
コンビニのサラダやスーパーで売っているカット野菜は、通常の時期であれば野菜単品よりも割高になっています。しかし注目したいのはその価格です。通常の野菜はその日の仕入れ価格によって店頭での値段も変わってきますが、サラダやカット野菜は時価は反映されていません。 必要な量と野菜の種類にもよりますが、あまりに一般の野菜類が高いときはカット野菜などを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。また、一般的に丸ごとの野菜よりも刃をいれたカット野菜のほうが傷みが早いので、割引シールが貼られる頻度も多くなります。高くても割安な丸ごと野菜を買う
先述の通り、一般的には手を加えられたカット野菜などよりも丸ごとの野菜のほうが割安です。野菜を丸ごと買って便利グッズを利用したり、冷凍したりして完全に使いきるのも一つの手。市販の野菜保存袋は、野菜の老化ホルモンといわれているエチレンガスを吸着するため、一般的なポリエチレンの袋に入れておくよりも長持ちします。
またキャベツなどであれば100均で売っている便利グッズを使うのもよし。芯の部分に差し込むだけで成長点を壊し、成長スピードを落としてくれます。
冷凍野菜を利用する
冷凍野菜というと栄養価が低いと思われがちですが、実は野菜が安くて栄養価が高い旬の時期に作られているものが多く、栄養が損なわれないうちに瞬間冷凍されているので、栄養価が高いものが多いのです。近年は冷凍野菜の種類も増え、業務用の食品を扱っている業務スーパーなどではさまざまな種類の冷凍野菜を売っているのでおすすめです。
乾燥野菜を利用する
冷凍野菜ほど種類は多くありませんが、スーパーの乾物コーナーには小さな袋に入った乾燥野菜も売られています。商品によって価格がまちまちなので、生野菜と見比べて安ければ利用するのも一つの手です。野菜の価格高騰は近年毎年といっていいほどやってくるので、今回ご紹介した内容を是非覚えておいてください。