真面目なのはいいこと、ですが……
真面目なのはいいことですが、真面目すぎてしまうと、自分も周りの人も疲れてしまいます。大人になっても精神が成熟していない子供おばさん(子供おじさん)は、真面目であろうとしすぎて、周りの人を窮屈な思いにさせるような言葉を発してしまうことも……。今回は、真面目すぎて疲れてしまう人の口癖を4つ紹介します。
真面目すぎる口癖1:「普通は、○○ですよね?」
私たちは、子供の頃の学校教育の影響もあって、「みんなと同じであることが正しい」と感じてしまうところがあります。その思いが強すぎる人は、みんなと違う言動をする人に対して、批判的なことを言ってしまうことがあるのです。
そもそも人それぞれに個性があり、得意なこと、苦手なこと、好きなこと、苦手なことがあるので、みんなと同じである必要はありません。自分に合うこともあれば、合わないこともありますしね。
もちろん人に迷惑をかけることや、自分の置かれた環境でのルールを守らないことはよくありませんが、そうでなければ、普通である必要はありません。むしろ個性を生かして、好きに生きたほうが幸せでいられます。
それ以前に、「普通ってなに?」という話です。国や時代が違えば普通も変わってきます。大人になったら、自分がかかっている“普通でなくてはいけない呪縛”を解けるようになりたいものですね。
真面目すぎる口癖2:「○○すべき」
真面目すぎる口癖1の「普通○○ですよね?」につながりますが、「みんなと同じであること」を求める人ほど、「○○すべき」というルールにがんじがらめになりがちです。
例えば、婚活をしている人のなかには、本心では結婚願望がなくても、「結婚しなくてはならない。それが普通だから」と思って、結婚相手を探している人もいます。もし世の中の人が誰も結婚しなくても、自分は結婚したいのであれば、したほうがいいです。でも、「みんながしているから、しなくてはいけない」と思っているようでは、自分らしく生きられないかもしれませんよ?
自分が常識的であることを心がけている人は、周りの人にも「○○すべき」と、常識を押し付けがちです。でも、相手が常識的に生きようが、生きまいがその人の自由です。極端な話、誰もが幸せになる自由もあれば、不幸になる自由もあるのです。相手を縛ろうとしないで、好きにさせてあげたほうがいいのです。たとえ失敗したとしても、その人にとっては、それが大切なことを学ぶいい経験になることもあるのです。
真面目すぎる口グゼ3:「○○しておけばよかった」
真面目すぎる人は、失敗した自分をなかなか許せません。完璧に生きようとしてしまうのです。だから、過去の失敗を思い出しては、「○○しておけばよかった」と悔しがってしまうのです。
でも、どうがんばっても、「過去」は変えられません。変えられるのは、「今」だけです。100歩譲って、今、「あのとき○○しておけば、成功できたのだ」と学べているのであれば、過去の自分よりも賢くなれた証拠です。だったら、その経験は決して無駄ではありません。学べば同じ失敗はしないもの。今も学べていなければ、未来にもっと大きな失敗をしてしまうこともありますしね。
それに、「後悔して、クヨクヨ悩む」ことよりも、「反省して、成長すること」にエネルギーを使ったほうが建設的です。自分を痛めつけていないで、成長したほうがいいもの。成長できたら、もっと自分のことを好きになれます。そうしたら、「あのとき○○しなかったおかげで、自分が成長できたのだ」と、その失敗の出来事に対して、感謝すらできるようになるでしょう。
真面目すぎる口グゼ4:「私は間違っていない!」
真面目な人は、常に自分は正しくあろうとしてしまいます。でも、“絶対的な正しさ”というのは、ありません。国や環境、時代でも正しさが違うことはありますし、視野の広さによっても変わってきます。
例えば、相手の要望に応えることは、一見優しい行為であり、正しいようでも、それによって、だんだん相手が依存気質になって自立できなくなってしまうのであれば、むしろ相手の要望に応えないで自分でやらせたほうが、その人のためになるので正しいこともあるのです。
大概、「自分は正しい。相手は間違っている」とお互いに思うところから争いは生じます。でも、争いが起こっている時点で、双方とも正しくはありません。むしろ「自分も相手もそれぞれ正しいところもあれば、間違っているところもある」と思って、お互いに話し合って、折り合いを付けることが大切なんですよね。
「100%の正しさが存在しない」ということは、「私は正しい。間違っていない」と思うこと自体が、“正しくない”のかもしれませんよ?
真面目でいすぎるよりも、思いやりを!
真面目すぎてしまうときは、自分でも無理をしていることが多いもの。それでは自分を苦しめてしまいます。正しさよりも優しさや思いやりを持つことのほうが大切です。自分も周りの人も苦しめる“真面目さ”は、手放したいものですね。