上限5,000円分のマイナポイントがもらえる!
令和2年9月からマイナポイント事業が始まります。マイナンバーカードを取得してマイナポイントの予約・申し込みをし、選択したキャッシュレス決済で買い物やチャージをすると、1人あたり上限5,000円分のマイナポイント(1ポイント1円)がもらえます。※2020年9月1日から2021年3月31日までが付与の対象。
【アニメ動画でも解説!】
消費税率引上げに伴う需要平準化策や(延期になりましたが)東京オリンピック・パラリンピック後の消費の下支え、マイナンバーカードの普及などを目的とし、実施されることになっています。制度の詳細はこちら。
利用するメリット3つ
■メリット1:25%還元!マイナンバーカードと自分の使っている電子マネーやクレジットカードを登録し、チャージや買い物をすると、25%の還元を受けることができます。つまり、電子マネーに2万円のチャージをしたら2万5000円分の買い物ができるということです!
昨年の消費税増税時にスタートしたキャッシュレス決済5%還元と比べると、上限があるとはいえ、とってもお得と言えます。
■メリット2:子どももOK! 家族全員で活用できる
子どもも対象なので、家族4人なら4人×5,000円で2万円分の還元を受けることができます。この機会に、まずは家族全員のマイナンバーカードを取得しましょう。
■メリット3:上乗せキャンペーンでポイントも獲得!
各キャッシュレス決済事業者は、この機会にキャンペーンを実施するため、さらに上乗せしてポイントを獲得できるかもしれません。例えば、以下のようなキャンペーンがあります。
- FamiPay……Famipayでマイナポイントを申請し、店頭で現金やファミマTカード(クレジット)、銀行口座からチャージした場合、先着10万名に500円相当のFamiPayボーナスプレゼントを進呈(※)。※2020年7月1日2020年9月30日までに申込みをした人が対象。
- 楽天カード……マイナポイントを申し込み、楽天カードを利用すると最大5,000ポイントを進呈。
どの決済方法を登録する? 選び方のポイント
■ポイント1:利用頻度の高いキャッシュレス決済を選ぼう登録できるキャッシュレス決済は一人ひとつだけです。事業実施期間は令和2年9月~令和3年3月までの7カ月間となっていますので、上限の5,000円のお得さをしっかり受け取りたいと思うなら、普段よく利用する電子マネーやクレジットカードを選ぶことがポイントになります。
■ポイント2:子どもの分は親名義のキャッシュレス決済を登録
子どもの分は親名義のキャッシュレス決済を登録できますが、親が登録したものはできません。個人差はあるでしょうが、電子マネーもクレジットカードも数枚持っている人が多いのではないでしょうか。その中の利用頻度の高いものを分散して登録するとよいでしょう。
<我が家の場合>
- 夫:夫名義のメイン使用のクレジットカード
- 妻:妻名義のメイン使用のクレジットカード
- 息子:夫名義のサブ使用のクレジットカード
- 娘:妻名義の電子マネー
さらに、子どもの分はよく利用するスーパーの電子マネーを登録し、普段の買い物の足しにしていきたいと思っています。
利用の際の注意点3つ
■注意点1:先着4,000万人まで! 早めに動こうこの制度には先着4,000万人と人数に上限があります。しかし、マイナンバーカードがないと、このマイナポイントの制度を使うことができません。マイナンバーカードの申請には約1カ月かかりますので、早めにマイナンバーカードを申請するようにしましょう。
■注意点2:クレジットカードの参加企業を確認しよう
大手のクレジットカード会社では三井住友VISAカード、楽天カード、イオンカードなどが参加していますが、JCBやアメックス、UC、NICOSは対象外といったように、すべてのクレジットカード会社が対象になっているわけではありません。
登録予定のクレジットカード会社が参加しているかどうかをあらかじめ確認しておくことも大事です。登録キャッシュレス決済サービス
■注意点3:ポイント付与の時期をチェックしておこう
ポイント付与の時期はチャージした時や買い物した時など、キャッシュレス決済事業者によって様々なので、これもあらかじめ調べておくとよいでしょう。
今の時代、お金を上手に使うことで、お得さを享受できるようになっています。一方で、キャンペーンに釣られ、利用するキャッシュレス決済を増やしすぎても、家計管理を煩雑にさせます。
また、貯まったポイントを使い忘れてしまっては、全く意味がありません。自分なりのルールを作って、賢くお金やポイントを使っていきましょう。
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