節約/通信費の節約

携帯電話のメールで年賀状を送るマナー(2ページ目)

携帯電話で年賀状メールを送る際に気をつけたいマナーをご紹介します。おめでたい時期だからこそ、失礼の無いようにしたいものです。

執筆者:大串 明弘

メールで年賀メールを送ってイイ人
前回、年賀メールしかもらわなかった人
  前回、相手から年賀メールしか来なかった場合は、メールでの年賀だけでも失礼にあたる可能性が低いと思われます。
住所がわからない、ハガキを送れない等特別な理由がある場合
  拠ん所ない理由がある場合は、その旨を詫びて、メールで挨拶しましょう。メールでも挨拶しないよりは良いかと思われます。
お互いに了解している友人
  事前に今年の年賀状はメールでと示し合わせている場合は、メールだけでも良いでしょう。
年賀状を送った友人
  できれば、友人にも正式な年賀状を送るべきでしょう。年賀状を送った上で、メールを送るのはOKでしょう。
会って挨拶するため年賀状を出さない家族や親族
  会って挨拶できない場合は年賀状を出したほうがよいでしょう。

メールで年賀メールを送ってはイケナイ人
× 会社の上司
  自分や相手の年齢に関わらず、礼儀正しく年賀状で挨拶するのが無難です。
× 取引先など仕事関係の人
  普段親しく付き合っていたとしても、年賀状を送るべきでしょう。
× 目上の友人・知人
  自分よりも年上の友人・知人には年賀状を出すのが無難でしょう。
× あまり親しくない友人や知人
  相手の年齢にもよりますが、親しくない人に送る場合は年賀状が無難でしょう。

年が明けたらなるべく早く送るべき?

日付が変わり年が改まったと同時に年賀メールを送る人がいます。メールは人を介さないシステムで送受信されるものとはいえ、電話と同様、物理的な限界があります。一斉に電話をかければシステムがダウンしてしまうのと同様に、メールも一斉に送ってしまうとシステムがダウンしてしまいます。もちろん、携帯電話会社もそのようなことが無いように対策を立てており、そのひとつが発信制限です。日付が変わる前後は、通話もメールも発信制限がかけられるようになりました。

メールの予約送信などができる「タイマーメール」(ドコモ同士)、「アトdeメール」(無料・有料)、「タイマーm@il」(無料)などのサービスもあります。仮にこれらを使って無事送信ができたとしても、日本国内でメールが渋滞してしまっているため、瞬時に相手に着く可能性は非常に低いと言えます。運良くメールが普通に送信できたとしても同様の結果になる可能性が高いです。

また、相手によっては、元旦とはいえ、夜中にメールをもらうこと自体が迷惑だと感じる人もいるでしょう。メールの仕組み的にも、年が改まったと同時にメールを送ることは避けるべきです。

年賀状は1月7日までは送っても良いことになっています。三が日に送れば全く問題ないでしょう。

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