美人なアラフォー女性の「イタイ欠点」
美人だからこそ、アラフォーになってから、イタイ欠点を持ってしまうことがあります。歳を重ねても精神的に成熟できていない子供おばさんでいると、“若くなくなっていく自分”を受け止め切れずに、残念な言動をしがちです。
美人なアラフォー女性が気を付けたほうがいいことは、なんでしょうか?
気を付けるべきこと1:「見た目の美しさ」だけに固着してしまう
若いときに可愛くてチヤホヤされてきた人ほど、歳を重ねても、その容姿の美しさに対して固着してしまうことがあります。アンチエイジングを目指すこと自体は悪いことではありませんが、上っ面の魅力ばかりを追いかけてしまうと、“本来持つべき美しさ”を見失ってしまうことがあります。
アラフォーになったら、“若いと思われたい呪縛”から抜け出すことは大切です。「若い」と思われたがっていると、若い容姿にこだわってしまいますが、もし「年相応」に思われることを受け止められれば、月日と共に出てきた笑いジワすらも、魅力だと思えるようになってくるのです。“歳を重ねたからこそ出てくる魅力”をもっと肯定できるようになったほうがいいんですよね。
また若さというのは、必ず失っていくものなので、そんな“失うもの”に執着して追いかけ続けていると、心がどんどん荒んでしまいます。それでは、歳を重ねた人ならではの大らかさが出てこなくて、いくら見た目はきれいでも、美しさを感じさせなくなってしまうところもあるのです。人は、見た目だけで美しさを判断しているわけではなく、その人の佇まいや雰囲気も含めて、美を感じるものですしね。
気を付けるべきこと2:“若くて可愛かった自分”をひきずってしまう
“若くて可愛かった自分” をずっとひきずってしまうと、歳をとってもそのままでいようとしてしまいます。例えば、当時はウケていたような可愛らしい話し方や仕草を今でもやってしまうと、周りからは「若作りをしている人」に見られてしまいます。
若い頃から可愛くて人気があるような人は、「相手の期待に応えよう」という意識を持っている人も多いので、いつまでも「若くて可愛い自分でいなくてはいけない」という強迫観念を抱いてしまうことがあります。それによって“歳を重ねた自分”を受け止め切れずに、苦しんでしまうこともあります。
もちろん心無い人は、「昔は可愛かったけど、老けたなぁ」なんて言ってくるかもしれませんが、そんな人を相手にする必要はありません。だって、その人だって月日と共に老けているのだから! 自分は老化しておきながら、人が歳をとること対しては優しく受け止められない人なんて、放っておきましょう。
気を付けるべきこと3:「いいね!」をもらって安心しようとする
若い頃に見た目の美しさを賞賛されてきた人は、歳を重ねても、それを求め続けてしまうことがあります。そういう人のなかには、アラフォーになっても、SNSで自撮り写真ばかり載せてしまう人もいます。
まだ30歳未満であったり、モデルや俳優など、自分を見せるのが仕事であったりする場合は理解されますが、そうではない人がそういうことをやっていると、「自分のことが好きなんだな」「承認欲求が強いんだな」と、ちょっとイタイ人に思われてしまうこともあるでしょう。なぜなら、大人になったら、多くの人がそういった承認欲求からは卒業できているものだからです。
自分らしく自然体でありながら、そんな自分をきちんと受け止められるようになったとき、人は他の人に認められようとすることを、わざわざしなくなります。大人になったのであれば、もっと自分自身のことを認めて愛せるようになることは大切なことなんですよね。
つまり、ある程度の大人になっても、自分を愛せず、人から認められて安心しようとしているところに、人は子供っぽさを感じてしまうものなのです。
大人の女性の美しさは、奥深い
大人の女性の美しさは、単に上っ面のものだけではなく、心を磨くことで出てくるものです。それが、顔の表情や雰囲気、佇まい、言動にも出てくるのです。ただ、そういう奥深い魅力というのは、不特定多数の人に分かるものではなく、気付く人もいれば、気付かない人もいます。でも、そんなことは問題ありません。自分自身がそんな“魅力ある自分”をきちんと認めることができればいいだけのことなのです。
大人になっても、「人からどう見られるか」と“他人軸”で生きることから、もっと“自分軸”になって、ありのままの自分を受け止められるようになったほうが、自己への自信や心の安定につながります。大人ならではの魅力と幸せを手に入れられるような女性でいたいものですね。