仕事柄、家で執筆する時間が長いので、仕事中もTシャツにジーンズなど、比較的ラフな格好をしています。Tシャツはシンプルさ故、メーカーによって着心地がまったく違います。私はパリッとした生地よりも、しっとりした生地が好み。1枚でも重ね着をしても着心地がよく、部屋着にも仕事着にもなるTシャツが理想です。
そんなわがままに応えてくれたのが久米繊維工業の「セイヤングTシャツ」でした。触った瞬間、「わ~、しっとり!」と思わず声が出てしまうくらい、しなやかな生地なのです。
着心地最高の「なめらか」なTシャツ
日本製Tシャツの原点となる「色丸首」を開発したのが、今回紹介するTシャツを手がける久米繊維工業です。日本のTシャツの90%以上が海外で作られているといわれていますが、久米繊維工業のTシャツはすべての工程を自社で行っています。日本の職人が作るTシャツは、驚くほどのしっとり感があって、一言で表現するならば「なめらか」。着心地は最高です。
強いこだわりを持つ久米繊維工業のアイテムのなかに、50年以上定番Tシャツとして展開されているものがあります。それが「セイヤングTシャツ」です。ずっと同じ形ということは、50年間ずっと愛されてきたということ。まさに歴史的Tシャツと言えそうです。
「セイヤングV衿Tシャツ」は、美しさと耐久性を両立したVネック
個人的にTシャツなどはVネックが好きで、気づいたら持っている服の多くはVネックになっています。セイヤングTシャツのVネックデザインである「セイヤングV衿Tシャツ」は、しっかりとした作りで形もきれいで、とくにイチオシです。
首リブ幅が太めなのも個人的には好み。「しっかりした作り」という印象があって、安心感があるからです。4枚の生地を折り込んでいるので他の部分よりも厚手で、脱ぎ着の時に襟を多少伸ばしてもびくともしません。
1枚持っているといろいろ使える
白は若干透け感があるので、気になるようならば羽織りを利用してもいいかもしれません。「セイヤングTシャツ」はインナー次第で1枚でも着ることもできますし、上からシャツなどを羽織ってもきれいに着ることができます。これも、Vネックの形がキレイで、なめらかな生地感のおかげだと思います。
ちなみに、体型が違う夫(標準)と高校生(痩せ型)の息子もこのシャツを着ています。生地が伸びるので、よほど極端な体型でなければ着ることができそうです。
これまでいろいろなTシャツを着てきましたが、これほどのしっとり感はなかなか味わうことができません。これ1枚あれば普段も使え、もちろん仕事でも使えます。ほかにはない上品さがある「セイヤングTシャツ」は私のイチオシです。
DATA
久米繊維工業┃セイヤングTシャツ
デザイン:半袖、長袖、半袖V衿 ほか