グルメトピックス

ヘルシー&サスティナブル!黄身が白い「ホワイトたまご」

国産のお米を食べて育った鶏から生まれたメイド・イン・ジャパンの卵はそうでないものに比べて黄身が白いんだそう。松本さんが教えてくれた国立ファームの「ホワイトたまご」は、脂質が少なくヘルシーなのが特徴で、環境にも優しいんだそうですよ。

松本 英恵

執筆者:松本 英恵

カラーコーディネートガイド

 
黄身が白い「ホワイトたまご」

黄身が白い「ホワイトたまご」は国産米を飼料とした卵


オンラインショッピングでは、高級たまごを全国各地から取り寄せることができます。飼料や飼育方法を工夫し、たまごのくさみを抑えたものが多いようです。黄身が白い「ホワイトたまご」は、国産のお米を飼料として有効利用しようと作られたものだそう。

ヘルシーなので健康に気を使っている方にもおすすめです。

   

黄身が白い「ホワイトたまご」とは?

6個入りのほかに、4個入り、1kg入りがある

6個入りのほかに、4個入り、1kg入りがある

 
黄身の色は白(淡い黄色)

お米を飼料とした白い黄身の卵は脂質とカロリーが低い


「ホワイトたまご」とは、お米を食べて育った鶏から生まれた卵のこと。現在、鶏の飼料は輸入品のトウモロコシが主流です。トウモロコシを食べた鶏から生まれた卵は、黄身が黄色になります。

このように卵の黄身の色には飼料の色が反映されますが、飼料を変えてすぐに黄身の色が変わるわけではなく、専用の鶏として1年以上飼育された鶏の卵が「ホワイトたまご」として販売されています。

 

ヘルシーかつサスティナブルな「ホワイトたまご」

 
卵の殻の色は赤(茶色)

卵の殻の色は普通の卵と変わらない赤茶色


あっさりとマイルドな風味で、米の甘みや旨味がほんのりと感じられるのが特徴です。一般的な卵の成分と比較すると脂質やカロリーは低いので、たんぱく質を摂りたいヘルシー志向に応える卵なのです。

また、トウモロコシを主原料とする養鶏飼料は90パーセントを輸入に頼っていますが、輸送の燃料である重油は大量の二酸化炭素を排出します。二酸化炭素の排出量削減が世界的な課題となっていることを考えると、国産のお米を飼料とする「ホワイトたまご」は、サスティナブルという点でも優れていますね。
 
 

「ホワイトたまご」の調理例

わかめスープに

わかめスープに入れると白い黄身がアクセントに

 
沖縄の郷土料理「しりしり」

沖縄の郷土料理「しりしり」

 

卵の色が白なので、あっさりとした印象に

卵の色が白なので、あっさりとした印象に


白いロールケーキ、ホワイトプリンなどは、「ホワイトたまご」の白さをそのまま生かしたスイーツの例です。沖縄料理の「しりしり」も彩りが変わって新鮮です。

千切りにした人参をごま油で炒めて調味料で味付けし、溶き卵を回し入れて卵に火が通るまで炒めます。仕上げにすりごまをかけると出来上がり。
 

味噌づけゆで卵

味噌づけゆで卵も黄身が白いといつもと違う印象

 

ゆで卵を味噌漬けにすると白身の部分が茶色に色づいて色のコントラストが生まれます。

また、夏はあっさりしたものが美味しく感じられるので、冷製ホワイト茶碗蒸しなどもおすすめです。

 


 
DATA
国立ファーム有限会社│ホワイトたまご

生産地:東京都青梅市
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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