端末は0円ではない!
ソフトバンクショップに並ぶ0円の文字。よく見ると、上に「頭金」と小さく書いてあります。これは、新スーパーボーナスという販売方法の分割払い時の購入時支払い金額のことです。新スーパーボーナスを利用して端末を購入したユーザーは、端末を手にしたときにはお金は一切払いませんが、24回払いで契約したのであれば、端末毎に定められた賦払金を毎月支払っていくことになるのです。よって、端末価格はあくまで賦払金×支払回数の合計金額になります。これが、ソフトバンクの新スーパーボーナスというものです。少し前のショップで見かけた「0円」とは全く意味が違うのです。
新スーパーボーナスには、割賦販売と現金販売(一括払い)があり、いずれも同じ金額になっています。例えば、ワンセグケータイの911SHの場合、執筆日現在のソフトバンク・オンラインショップでは72,480円となっており、端末価格としては他社と比べてもかなり高額な設定です。
特別割引とは?
では、こんな高額な商品を割賦販売で購入するメリットは何なのでしょうか? 新スーパーボーナスで端末を購入した場合、基本使用料が最大2ヶ月割引になる等の特典がありますが、最大のメリットは新スーパーボーナス特別割引でしょう。
これが結構わかりづらいのですが、簡単に言えば、機種毎に定まっている割引金額を毎月の使用料から割り引くというものです。
911SHの場合、割引額は月2,280円となっています。基本料金、通話料、パケット通信料などの割引対象金額の合計からこの割引額を引いた額を支払うことになります。もちろん、端末の代金として毎月3,020円を24回支払うことが条件になっています。
ここが落とし穴なのですが、特別割引は賦払金から割引されるのではないのです。賦払金はあくまで端末代金として毎月支払い、その他の料金(割引対象料金)から特別割引額が割り引きされるのです。ここは新スーパーボーナスの要ですので、ご利用になる際は必ず理解をして下さい。