一律10万円、どうすればもらえる?
一律10万円の「特別定額給付金」制度が5月1日からスタートしました。しかし実際に、どんな手続きが必要なの?いつもらえるの?と疑問も多いと思います。そこで今回、押さえておきたい申請方法や受取時期、注意点などについてお伝えします。まず申請方法ですが、郵送とオンラインの2つがあります。
1. 郵送の場合
2020年4月27日時点の住民票記載の住所に、申請書が送付されます。送付される時期は、自治体によって差がありますが、5月下旬に各家庭に郵送される自治体が多いようです。届いた申請書に必要事項を記入し、以下の2点を一緒に返送します。・本人確認書類のコピー(運転免許証やマイナンバーカード、健康保険証等のコピー)
・世帯主本人名義の振込先口座の通帳コピー
そして実際に、給付金が振り込まれる時期も自治体によって異なりますが、おおよそ申請から2週間程度。5月下旬に申請した場合、6月中旬頃の振込みになるようです。
2. オンラインの場合
マイナンバーカードを持っている方に限り、オンラインで申請ができます(通知カードは不可)。多くの自治体が5月1日から申請受付を開始していますが、自治体によってオンライン申請の受付開始時期が異なりますので、総務省のオンライン申請受付開始団体(自治体)で確認したり、申請先自治体のHPで確認したりするようにしてください。マイナンバーカード見本(出典:総務省HP)
オンラインの場合、マイナポータルにアクセスして申請を行いますが、注意点が2つあります。
<注意点1> スマホからの手続きが簡単! パソコンからはちょっと難しい!?
スマホからだとQRコードで簡単に手続きできますが、パソコンからだとマイナンバーカードを読み込むためにICカードリーダーが必要になります。
<注意点2> マイナンバーカードの2つのパスワード
マイナンバーカードには、2つのパスワードがあることをご存知ですか? そういえば作成した時に設定したような……と、うろ覚えな方は、以下の2つのパスワードが必要になるので思い出しておきましょう。
- 数字4ケタの数字で設定するパスワード
- 英数字6文字以上16文字以下で設定するパスワード
※参照:総務省HP「特別定額給付金」制度について
マイナンバーカードを持っていたら、すぐに手続き可能ですが、保有割合が全体の3割以下と大変少なく、マイナンバーカードを作成するにも1カ月以上かかるのが現状です。
そのため、5月下旬に届く申請書を待って、郵送で申請する人が多いと思います。また、申請期限は受付開始から3カ月間以内となっているため、申請し忘れのないようにしましょう。
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