台湾のロングセラー商品

写真の大同電鍋は保谷さんが台湾で購入したもの。日本で発売されているものとはスイッチのデザインが異なる(構造は同じ)

突然ですが、うちには炊飯器がありません。ご飯は毎日、大同電鍋で炊いています。一度これで炊いたら、ふっくらとした炊きあがりがやみつきになって、もう炊飯器に戻れなくなってしまいました。
 
きっかけは、持っていた炊飯器がどうも自分のインテリアとかみ合わないということでした。大同電鍋は出しっぱなしでかわいいのに、炊飯器はどうもかわいくない。もちろんそんなことは承知の上で炊飯器を買ったわけで、仕方ないことなんですけど。
 
ある日、大同電鍋は蒸す、炊く、煮るの3役を担う鍋なんだから、ご飯もこれでいけるんじゃないか?と思ったわけです。
 

ほったらかしで料理ができる台湾のロングセラー、大同電鍋

大同電鍋

大きめの耐熱カップに入れてプリンを作る

大同電鍋を知らない人が多いと思うのでここで説明すると、1960年発売以来、台湾の家庭で愛され続けている電化製品です。
 
中は内釜と外釜に分かれています。外釜に水を入れてスイッチを押すと外釜のお湯が沸騰し、内釜に入れた材料が熱と蒸気で調理されるという仕組みです。

外釜のお水がなくなったら調理が終わり、自動的に保温モードに。調理中は火の調節や火の番がいらず、ほったらかしでOKなんです。
大同電鍋

2合炊いているところ。外釜の水は付属のカップで1杯半

炊飯は炊く前にお米を30分ほど水につけておき、外釜に水を入れてスイッチオン。炊きあがると自動的にスイッチが上がります。5分ほど蒸らしたらできあがり。大同電鍋で炊いたご飯はふっくらと軽やかで、とにかく美味しいんです。

余った分はおひつに移します。おひつに移したものと、炊飯器で保温しているのとではおいしさがまったく違います。
大同電鍋でおにぎり

炊き立てのうちに焼きたらこをほぐして混ぜ合わせ、おにぎりに

大同電鍋で炊いたご飯は冷めてもおいしいんです。なので、幼いころ母がよくしてくれたように、残りを素早くおにぎりにしておくこともあります。
 

その日のうちにカレーが「一晩寝かせたカレー」になる魔法

大同電鍋

じゃがいもも荷崩れしにくいのが嬉しい。水分が蒸発しないので、煮込むお水を少なめにするのがコツ

日本の晩御飯の大定番、カレーもこれで作ります。

野菜を炒めたりするところまではフライパンですが、煮込むところは大同電鍋におまかせのほったらかし調理。ルウを投入して溶かした後は蓋を開けてかき回さなくても焦げつかないので安心です。
大同電鍋

手抜きメニューがさらに楽になれば、心のゆとりにつながります

さらにこの大同電鍋のすごいところは、保温機能でカレーが美味しくなるということ。

夕方にできたカレーを保温のままにしておけば、会社帰りのパパがカレーを食べる9時過ぎまで焦げ付くことなく温かさがキープされます。その頃には、なんとあの「一晩寝かせたカレー」状態になっているんです。
 

サイズは迷ったら10合が正解

大同電鍋で作るプリン

ゆっくり保温することで、やわらかプリンの出来上がり

サイズは6合用と10合用があり「どちらのサイズがいいの?」とよく聞かれます。もし迷ったら、大きい10合用をおすすめします。

私はふたり暮らしですが10合サイズで大満足。プリン作りも大きめカップが4つ入りますし、肉まんなら3つ入ります。本来、外鍋に蒸し台を載せて蒸すようですが、汚れが気になる私は内釜にお湯を張って蒸し台を入れ、外釜にお水を1カップ注ぐダブル蒸しにしています。
大同電鍋で蒸す

蓬莱の肉まんは大きなサイズですが3個入る

買ってきた肉まんも、蒸し器で蒸すとなるとなかなか面倒で、もうレンジでいいかなと思いがちですが、大同電鍋だと素早く簡単に蒸せるので、いつでも蒸したての肉まんを味わえます。
大同電鍋

おうち時間も大同電鍋でさらに楽しく

簡単に使えておいしくなるので、夫が喜んで蒸してくれるという効果もありました。イコール、夫が家事を率先してやってくれるようになったのが、もうひとつの大同電鍋マジック。

大同電鍋の魔法にかけられたのは私だけではなく、どうやら夫もだったようです。
 
DATA
大同電鍋┃大同電気釜(大同電鍋)10合炊き

最大炊飯容量:1.8L
炊飯時消費電力:800W
保温時消費電力:40W
電源:100V 50/60Hz
寸法:256×348×290(mm)
内釜直径:240(mm)
質量:4.4KG
外釜材質:アルミ製
付属品:スチームプレート(ステンレス製)、内釜とフタ(ステンレス製)、アース線、計量カップ、しゃもじ
生産地:台湾
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