節約/通信費の節約

地震や台風など災害時に電話が繋がらなくなったら…◆ 地震・災害時の電話のかけ方(6ページ目)

地震などの大災害が発生すると固定・携帯に関わらず現地への電話が繋がりにくくなります。そんなとき役に立つのが災害用伝言ダイヤル「171」。ですが、事前の「準備」を怠ると大変なことに…

執筆者:大串 明弘

 通話料は有料

気になる通話料ですが、被災地から発信する場合も、被災地外から発信する場合も、被災地までの通話料がかかります。公衆電話を利用する時のためにテレホンカードを用意しておくと良いでしょう。

 準備を怠ると大変なことに!

固定電話も携帯電話も繋がらない!というときに便利な171ですが、いざというときのために、1つ大事な準備をしてください。それは、家族・親戚・友人等に171のことを知らせ、いざというときの連絡方法を事前に打ち合わせておくことです。例えば、同じ地域に家族や親戚が住んでいる場合、誰の電話番号を使うかなどを打ち合わせておくとスムーズに連絡が取れるでしょう。

★ポイント★
家族・親戚・友人等に、被災時の171利用をお願いする

先日の新潟中越地震の際にも、「電話が繋がらなかったので171で伝言を録音しておいたのだけれど、後で聞いたら誰もその伝言を聞いていなかった。」という笑えない話を耳にしました。

録音の保存時間は2日間しかありません。被災地にお住まいで171に録音したら、2日後には再度録音することをオススメします。

最近は、公衆電話の数がめっぽう減りました。いつもは携帯電話などで用が足りてしまうので公衆電話などは利用しませんが、災害時には駅やコンビニなど目立つ場所にある公衆電話は長蛇の列になることでしょう。普段から家の近所や、目立たないところにある公衆電話などをチェックしておくのも良いと思います。

★ポイント★
近所の公衆電話を探しておく (目立たないところが良)

利用しないに超したことはないサービスではありますが、いざというときに困らないよう、準備だけは万全にしておいてくださいネ!


関連サイト: ◆災害用伝言ダイヤル(NTT東日本NTT西日本
電話網のふくそう(NTT東日本)

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