■ | IIJのインフラを利用 |
BB.exciteは、品質に定評のあるIIJの基幹インフラを利用しているため、品質が良いのもうなずけます。NTTのフレッツを利用した場合、速度低下がどこで生じているのかがわかりにくく、原因が全くわからないのが難点なのですが、BB.exciteは自社のトラフィック(ネットワークの混雑状況)を公開しているため安心感があります。
ただし、ネットワークの使用率が低いから速度が速くなり、高いから遅くなるという単純なものではないため、これもあくまで目安として考えるべきと言えますが、トラフィックを非公開にしているところよりも透明感があることは確かです。
■ | BB.exciteのデメリット |
良いことずくめのBB.exciteのようですが、デメリットもあります。
プロバイダーに入会(契約)したら、最低1つのメールアドレスは貸与されるのが一般的ですが、BB.exciteではメールアドレスの利用料は別料金となっています。ただ、メールは会社のアドレスや、Hotmail、Yahoo!メールなどを利用していて特に必要のない人にとってはデメリットではなく逆に嬉しいサービスとも言えます。いろいろなサービスやキャンペーンが登場し、プロバイダーやアクセス回線を変える機会も一昔に増えて大分増えたように思います。その都度メールアドレスが変わるのはイヤなので無料メールを使うという人も増えているようです。
ホームページ容量も、一般的には無料で何MBか貸与されますが、BB.exciteは別料金になっています。
IP電話も基本料金に含まれるところも多いですが、BB.exciteは別料金です。
パッケージで要らないものまで買うより、必要なものだけをオプションで買うほうが魅力を感じるというユーザーには、相性の良いプロバイダーと言えるでしょう。
さらに、BB.exciteの場合、他のプロバイダーと比べて、オプションサービスが少ないようです。転送メールサービスやウイルスチェックサービスなどはオプションでも現時点では提供されていません。
■ | 接続サービスだけ欲しいならオススメ |
よって、メールアドレスやホームページだけでなくウェブログなど、いろいろなサービスを使ってみたいというユーザーの場合、物足りなさを感じると思いますし、割安感も薄れてしまいます。
■料金比較(Bフレッツ・ファミリータイプ/ニューファミリータイプの場合)
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BB.exciteは、インターネットに接続するという基本的なサービスに特化することで低料金を実現しているようです。
国内でのダイヤルアップや海外ローミングも従量制で課金されますが、利用可能です。
インターネットに接続できれば満足、というユーザーにはBB.exciteは十分なプロバイダーと言えるでしょう。
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関連サイト: | ◆BB.excite (エキサイト) |
◆『Yahoo!BBはもう安くない!』【ガイド記事】 |