ケーゼとは「焼きソーセージ」のこと。白磁の白が美しい波佐見焼きの器に、長崎の教会のモチーフがデザインされている
数年前、長崎明治屋ハムの「長崎ケーゼ」をお歳暮でいただきました。ずっしりとした重量感のある箱を開けると、長崎の教会をモチーフにしたおしゃれな白磁の器に、ケーゼと呼ばれる肉料理が入っていました。ケーゼとは、ソーセージ生地をオーブンで焼き上げて作った「焼きソーセージ」のこと。ケーゼの美味しさはもちろんのこと、器に入った佇まいが印象的で、空になった器は今も愛用しています。
ハム・ソーセージ伝来の地「長崎」の名店
老舗らしいパッケージに包まれた箱
豚のイラストが描かれたシンメトリーなデザインの茶色の箱
包装紙を開くと、豚のイラストが描かれた茶色の箱が。縦10センチ、幅18センチ、高さ6センチほどの小さな箱ですが、ずっしりとした重量感があります。
茶色の箱の中に、真空パックされた「長崎ケーゼ」が入っている
フタを開けて、器に入った「長崎ケーゼ」を取り出します。パッケージも丁寧につくられていて、期待に胸が弾みます。
長崎県産にこだわった器入りの焼きソーセージ
「長崎ケーゼ」の主原料は、長崎県産の豚肉。“美味しいものを食べるための「器」を作る”をコンセプトに掲げる「Pebble Ceramic Design Studio(ペブルセラミックデザイン)」の器
器は、波佐見焼。丈夫で壊れにくいという特性があり、機能性とデザイン性を兼ね備えた日用の器として人気があります。長崎県波佐見町出身の陶磁器デザイナー・作家の石原亮太氏によりデザインされた「ペブルセラミックデザイン」の器が使われています。
カットして盛り付けるだけで、絵になる!?
ところどころに入ったピスタチオのグリーンがアクセントになるので、カットして盛り付けるだけで絵になる
器とケーゼの縁に包丁を入れると、器からきれいに離れるので、簡単に取り出すことができます。そのまま加熱せずに食べるときは、1センチ程度の厚みにカットするのがおすすめ。お皿に盛り付けるだけで、ちょっとした前菜になります。薄めにスライスすると、カナッペやサンドイッチなどで楽しむことができます。厚切りにしてフライパンで加熱しても美味しいです。
しっとりとキメが細やかな生地なのでカットしやすく、ところどころにピスタチオが入っているので、カットした断面もきれいです。柔らかく滑らかな食感で、あまりクセのない味わいなので、老若男女に喜ばれること間違いなしです。
DATA
長崎明治屋ハム┃長崎ケーゼ
サイズ(約):18cm×10cm×6cm