グルメトピックス

類をみないレベルの"生々しさ"を味わえる特製しょうが飴

「一度舐めたら、他のものは舐められないというほどの魅力が詰まっている」と野菜ソムリエプロの江戸野陽子さんが絶賛するのが「特製しょうが飴<辛味絶佳>」。しょうがの旨みと辛みがびっくりするくらい練り込まれているのに加え、目を覚ましたいときや、冷え対策・風邪予防にもおすすめなんだそうです。

江戸野 陽子

執筆者:江戸野 陽子

毎日の野菜・フルーツレシピガイド

しょうが飴

しょうがの凝縮した辛みがたまらないしょうが飴


「しょうが飴<辛味絶佳>」は、これ以上ないくらい、しょうがの味を堪能できる飴です。コクのある甘みと、容赦ないくらい強くて辛いしょうがの刺激があり、ゴクリと唾を飲み込めば喉にチクチクヒリヒリするようなしょうがの風味があります。

また、ほのかに香ばしく、素朴で温かみのある味わいなので、一度食べただけですっかりこの飴のトリコになり、以来秋から冬にかけて愛用するようになりました。味はもちろん、冷え対策や風邪予防としても、よく舐めています
   

風邪薬屋なのか、うどん屋なのか……?

しょうが飴

風邪の季節から暑気払いまで、四季を通じて健康に役立つ
 

創業明治9年の老舗風邪薬メーカーが作っているのですが、ひと粒の飴に込められたストーリーに人情と愛があります。ちなみにお気づきでしょうか? こちらの飴を作っているのは「うどんや風一夜薬本舗」さん、うどん屋ではありませんが、うどん屋みたいな名前なのです。さて、なぜこの名前なのでしょう。

創業当時、扱っていたのはしょうがと解熱剤を配合した風邪の治療薬でした。風邪の早期治療には、アツアツのうどんを食べ、この薬を飲んで、一晩ぐっすり眠ることが養生の基本であるという考えから、薬をうどん屋で売っていたそうです。そうして薬に「うどんや風一夜薬」と名付けられ、今のメーカー名へとなったのです。このエピソードから、健康を労わる気持ちが伝わってきて、愛着が湧いてしまいました。

そして平成14年、初代考案の処方を現代風にアレンジしてできたのが、このしょうが飴です。現代風にアレンジといっても、原材料は砂糖・水飴・蒸生姜・黒糖の4つのみ。他メーカーのしょうがの飴は、ジンジャーパウダーや生姜エキスが主流のところ、こちらは蒸生姜を使っています。だからこその、生々しいしょうがの辛みと香りがあるのでしょう。
 

一粒で眠気を撃退、血行促進でグングン元気に!

しょうが飴

一袋70gで14袋前後入り。小袋包装です
 

個人的には、仕事中に目を覚ましたいときに舐めています。生姜の辛さで舌に生半可ではない刺激が加わり脳が活性、飴の糖分で脳に栄養が送り込まれて脳が動き出し、生姜の辛み成分が血管拡張・血行促進してくれるので代謝がよくなり、体がポカポカします。

飴でそこまでの効果が……と侮るなかれ。今、この飴を舐めながらこの記事を書いていますが、汗をかき始め、頭が冴えてきています。個人差があると思いますが、即効性があること間違いなし。もちろん冷え対策にも、風邪予防にもおすすめです。また、喉がちょっと痛いと思ったら、この飴で早期対策するのもおすすめします。毎日の健康ライフのお供に、いかがでしょうか。


DATA
うどんや風一夜薬本舗┃特製しょうが飴<辛味絶佳>

容量:70g
原材料:砂糖・水飴・蒸生姜・黒糖
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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