部屋にあると生活感が出やすいものワースト5と対処法
出しっぱなしにしていると便利でラクだけれど、どうしても生活感が出てしまうものがあります。でも見えない場所に片付けると不便になってしまう……。便利をキープしつつ、生活感を消す方法ってあるのでしょうか。
第5位 文房具類
ワンアクションで出したいから、収納するのは難しい文房具類
オシャレな人の部屋を見てみると、文房具は見える場所に置かれていないことがあります。とはいえ文房具を全て引き出しに収納したら、家族から「ペンどこ行った?」「毎回取り出すのがめんどくさい!」という苦情の声が聞こえてきそうです。
1つ1つの文房具は小さくてかわいいのに、生活感が出てしまう要因は“色”。文房具自体にいろいろな色が使われている上に、ペン立てが色付きだと妙に目立ってしまうからです。
◎これで解決! 空きビンやガラスのコップで透明感を
空きビンや100均で売っているビンでも
お金をかけずに生活感をなくせるアイテムが『空きビン』。ガラスのコップでもOKですが、できればジャムの空きビンのように底面と間口がまっすぐなのものが使いやすいです。透明なので存在感が出にくく、透明なプラスチックよりもオシャレに見えます。
第4位 プリント類
冷蔵庫の磁石面に貼りがちなプリント類
学校や会社から配布されるプリント類、地区のゴミ出し表、イベントのチラシ……。必要なものだということは十分承知ですが、それを全て見える場所にはっておくと生活感が丸出しになってしまいます。そもそも、目に見える場所にプリントがないと本当に不便なのでしょうか。
◎これで解決! ファイルにまとめて、すぐ取り出せる場所へ
ファイリングしておけば、見える場所でなくてもチェックしやすいはず
例えばカレンダーに家族別に色を変えて予定を書き込み、詳細が書かれたプリントは家族別に分けたファイルに保存する。または、スマホの予定表アプリでスケジュールを共有し、プリントはスマホで撮影して家族ラインに送っておくなど。全てはり出しておかなくても、不便にならずに気持ちよく生活できる方法がきっと見つかるはずです。
第3位 洗剤・スプレー類
洗剤は置くだけで生活感が出てしまいます
さまざまな色やイラストが使われている洗剤は、置くだけで目立ってしまいます。けれども毎回引き出しに収納するのは手間ですよね。
◎これで解決! 詰め替えorラベルを剥がしてシンプルに
透明な容器にするだけですっきり感が出ます
詰め替え専用の容器に入れるのが一番まとまりが出ますが、どうしても詰め替えにくいものも出てきます。そんな時は、ラベルを剥がすだけでもシンプルな印象になります。
虫には効きそうなデザインですが、どこに置いても目立ちます
消臭剤や殺虫剤も目立ってしまうアイテムですが、すぐ手に取ってシューッ!!としたいので、引き出しにしまうのは不便ですよね。そんな時に役立つのが、最近100円均一で大人気のスプレーカバーです。
面ファスナーでとめるので、何度でも使えます
アウトドア系のオシャレなデザインなので、インテリアにも溶け込みます。バーベキューやキャンプで持参する時も、オシャレ感を損なわずに快適に過ごせそうです。
第2位 調味料・食品類
見ないだろうと思っても、実はチェックされているキッチンまわり
これはLDKからキッチンが丸見えの間取りが多くなってきたゆえの悩みですが、どうしても食品や調味料が目立ってしまう結果に……。お客さんに丸見えになってしまうのは、ちょっと恥ずかしいですよね。
◎これで解決! ひと手間プラスで見せる収納に
100均で購入したオイルボトルに入れるだけでちょっとオシャレに
食品は1つでも置いてあると目に入りやすいものです。全て冷蔵庫やシステムキッチンに収納すれば良いのですが、キャパが限界というケースも多いです。そこで出しておきたいものは、同じ容器に詰め替えてみましょう。同じものが2つ以上並ぶと、整頓された印象に見えるものです。
お菓子は棚の上などに出しておきがちですよね
お菓子類はオシャレな袋に入れてカモフラージュすれば、インテリアの一部に見えます。100円均一のクラフトバッグは出し入れも簡単で、そのまま持ち歩くこともできるので便利です。
パッケージを隠すだけで生活感が薄らぎますね
第1位 ティッシュケース
ティッシュは来客も使うから気を配りたいところです
堂々の1位はやはりティッシュケース。見える場所にないと不便ですが、そこにあるだけで生活感を感じてしまうアイテムです。さまざまなデザインがありますが、デコラティブなものは、それがティッシュであることを余計に主張してしまいます。
◎これで解決! 形にこだわったケースでインテリア感を
壁の色に近い白は、一番存在感が出にくい色です
ティッシュケースを選ぶ際は、なるべく色や柄がシンプルでスタイリッシュな印象のものにすると、どんなインテリアにも馴染ませることができます。
100均の筒状のティッシュボックスもオシャレです
モノを極力見える場所に置かないというのが生活感のない部屋の大前提ですが、必要なものまで隠す必要はないと思っています。まずはそこに住む人が快適に生活できること。そのためにムダなものを減らし、必要なものを少しだけオシャレに見える工夫をすれば、今よりもっと気持ちよく生活できると思います。