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打倒iPhone?サムスン・OMNIA(2ページ目)

アップル・iPhoneの影響によって、認知度が上がりつつあるタッチパネルケータイ。韓国・サムスン電子も、フルタッチパネルケータイを日本に投入してきた。

石川 温

執筆者:石川 温

携帯電話・スマートフォンガイド

文字入力は慣れれば問題ない(かも)

画面下にテンキーが表示されるようになっている

タッチパネルで気になるのが文字入力だが、テンキーが表示され、日本メーカーのケータイと同じように入力ができる。入力すると本体が少し震えるので、タッチした感覚がわかるようになっている。とはいっても、やはり普通のケータイと比べると、やや打ちにくいという印象はある。予測変換機能もしっかりしているのだが、ついつい隣のキーを押してしまっていたりすることがあるので、かなりの慣れが必要だろう。

使っていて特に気になったのが、文字種の切り替え。画面上部に文字種の切り替えがあるので、親指をぐいっと伸ばさなくては届かない。頻繁に切り替えようと思うと、何度も親指を画面上部に持ってこなくてはいけないので、意外と大変だ。iPhoneの場合は画面下に文字種切り替えがあるので、親指が問題なく届く。

OMNIAではタッチペンが標準で備わっており、手書きでの文字入力もできるようになっている。テンキー入力が慣れないようなら、タッチペンでの入力を使うというのもよいだろう。

OMNIAではワンセグに対応しているのも魅力だ。当然ながらタッチパネルでの操作が可能だ。
iPhoneでもワンセグが見られるようになったが、オプションの外付けバッテリーがワンセグチューナーとして併用できる仕組みとなっている。手軽にワンセグを見るという上では、OMNIAのほうが便利と言えるだろう。

また、タッチパネルという機構を生かし、面白い使い方ができるのがメールだ。カメラで撮影した画像に手書きで文字やイラストを書き込めるというもの。筆順をアニメーションのようにして、メールで送信できるのでかなり面白い(このあたりは坂本龍一が出演しているCFでも紹介している)。相手がOMNIAでなくても見ることが可能だ(一部、機種をのぞく)。

「いまさらiPhoneというよりは、ちょっと違ったタッチパネルを持ってみたい」というユーザーには是非とも試してみたい個性的なケータイだ。
【関連サイト】
OMNIA紹介ページ
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※機種やOSのバージョンによって画面表示、操作方法が異なる可能性があります。

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