北軽井沢の人気スポット、「軽井沢おもちゃ王国」へ
ひと際暑かった2018年の夏、涼しい場所を求めて軽井沢へ足を運びました。JR軽井沢駅・上信越自動車層碓氷軽井沢ICから車で60分ほど北上した北軽井沢は、軽井沢の中心部よりも標高がさらに高いため、気温も湿度も低く、過ごしやすい場所。今回はいつもと趣向を変えて、ファミリーに人気のテーマパークに行ってきました。
夏休み期間や連休などは混み合う日もあり、入口に近い駐車場から埋まっていくので、時間に余裕を持って早めに訪れることをおすすめします。繁忙期は入園や人気のアトラクションに並ぶことも覚悟して向かうといいでしょう。
「軽井沢おもちゃ王国」は、北軽井沢の名所「白糸の滝」や「鬼押出し園」よりもさらに北にある、東京ドーム1個分以上の面積をもつ、“見て、触れて、体験できる「おもちゃ」のテーマパーク”。これまでは施設名から、たくさんのおもちゃに溢れている、とか、アトラクションがたくさんある、とったイメージを抱いていたのですが、今回、豊かな自然の中で思いっ切り体を動かせるアスレチックエリアがあることを知りました。緑濃い季節は木漏れ日が気持ちよく、子どもだけでなく大人も童心に帰って楽しめましたよ。
大自然と一体化したアスレチックでアクティブに遊ぶ! 2歳~、小学校高学年でも大満足で遊べる施設
そのオススメのエリアが「自然/アスレチックエリア」にある「わくわく大冒険の森」です。規模は約1250㎡ほどあり、北軽井沢の自然林をそのまま活かした、約20種類のアスレチックが揃う施設です。2011年の誕生から少しずつ進化を遂げ、2018年4月にもエリアを拡大。ツリーハウスや吊り橋が増えて、さらにバージョンアップしました。
「わくわく大冒険の森」へは、「軽井沢おもちゃ王国」の入園料の他に入場料が2歳以上で600円かかります(フリーパス使用可)。5歳以下には大人の付き添いが必要で(有料)、0・1歳は付き添いがあっても利用不可となっています。子ども達はヘルメットとひじ・ひざ用のプロテクターを装着してから入場するので、怪我から身を守ってくれます。入口前にはベビーカー置き場も。利用時間は40分間。子ども達はスタート直後からエンジン全開で遊び始めます!!
園内には、木で造られたツリーハウスやお城などが点在、吊り橋やネットの橋で繋がれていて、昔、絵本で見たことのあるような、夢のような世界が広がっています。ゆらゆらと揺れる吊り橋を渡れば、スリル満点! 2~3歳の比較的小さな子どもたちも、怖がることなく親御さんと一緒に渡っていましたよ。利用者の年齢に上限はありませんが、幼児~小学校低学年が多く見られました。高学年の子ども達は小さい子どもたちに配慮しながら遊べるといいですね。
そして注目が、大人にとっても憧れのツリーハウス。今回のリニューアルでも3つのツリーハウスが増えました。なかには2階・3階建てもあり、子どもはもちろん大人も上階に上がって窓から外を眺めることも。大人にとっては、眠っていた冒険心がむくむくと呼び覚まされそうです!
浅間山の溶岩石の上に立つ、ようがんのおうちの屋根裏部屋に忍び込んでみたり。
ジップロープで木立の中をすり抜けて、ターザン気分を味わってみたり、木と木の間に渡されたブランコで『アルプスの少女ハイジ』みたいな気分を味わったり、木製の海賊船に揺られてガリバーを気取ってみたり……。
40分間なんて、あっという間に過ぎてしまいます。終わる頃には、子どもも大人も汗びっしょり。久々に体を動かせて楽しかったです!
「わくわく大冒険の森」から外に出ると、自由に利用できるハンモックもありました。
また「わくわく大冒険の森」のすぐそばでは、園内を流れる渓流でニジマス釣りもできます。小さな滝の流れもあり、とても涼やか。家族連れで賑わっていました(一竿1400円。1時間または2匹釣れるまで)。竿レンタルとエサ代が込みで、2匹まで塩焼きで食べられるのも嬉しいですね。
森の体験広場には木工クラフト教室もあり、浅間高原の樹木や木の実、枝や葉を組み合わせて、10種類以上のメニューからオリジナル作品を作ることができます(~2018年11月25日)。
いかがでしたか? 大人も子ども達と一緒になって子どもに戻れる「わくわく大冒険の森」。秋になると木々が色づいて、違った表情が楽しめそうです。「軽井沢おもちゃ王国」にはほかにも、「おもちゃのお部屋エリア」、「アトラクションエリア」が用意されています。
「おもちゃのお部屋エリア」は雨でも安心の屋内エリアで、木のおもちゃ館、トミカ・プラレールランドなど11種類のお部屋に分かれています。
「アトラクションエリア」には、14のアトラクションを用意。「軽井沢おもちゃ王国」のシンボル・高さ65mの大観覧車や、大迷宮アスレチック城、2018年7月にお目見えしたばかりのSLキングダム号などあり、すべて2歳以上から利用可(0・1歳でも約半数が利用可)。小さなお子さん連れでも遊びやすい環境が、パパ、ママには嬉しいですね。
「入場券のみ+乗り物代」と「フリーパス」、どちらがお得? 割引クーポン券があることも
私の場合は、時間が限られていたことや、来訪目的が「わくわく大冒険の森」だったため、入園券+「わくわく大冒険の森」入場料という形を取りましたが、1日たっぷり楽しみたい人や、ほかの2エリアでも存分に遊びたいなら、断然フリーパスの利用がおトクです。実は事前にHPをチェックしたところ、HP限定の割引券ページ(~2018年11月25日有効)を発見! 早速利用してみたので、皆さんもご参考に。
軽井沢おもちゃ王国の営業時間や入園料、アクセス、混雑状況など
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軽井沢おもちゃ王国
- 住所:群馬県吾妻郡嬬恋村大前細原2277
- TEL:0279-86-3515
- 営業時間:2018年4月20日(金)~11月25日(日)の10:00~17:00(土日、祝日9:30~、11月のみ~16:30)※GW(4/28~5/6)・夏休み・9・10月の3連休は 9:00~17:00
- 休園日 : 11月25日までは無休(荒天時等による臨時休園あり)
- 入園料:大人1200円 小人900円 ※フリーパスは<入園+アトラクションフリー>大人3100円、小人2900円 ※大人:中学生以上、小人:2歳~小学生(0歳、1歳は無料)
- 交通:電車/JRほか軽井沢駅よりバスで約60分 (有料送迎バスあり※予約制)、車/上信越自動車道碓氷軽井沢ICから約60分
夏休み期間や連休などは混み合う日もあり、入口に近い駐車場から埋まっていくので、時間に余裕を持って早めに訪れることをおすすめします。繁忙期は入園や人気のアトラクションに並ぶことも覚悟して向かうといいでしょう。