PC を「ひろびろと」使いたい
PC を操作していて、「画面が小さい」と思ったことはありませんか? デジカメ画像が表示しきれなかったり、ウィンドウで画面がいっぱいになってしまったりすることは、よく経験することでしょう。また、ウインドウの切り替えや移動が多くなっていませんか? 例えば、ワープロソフトで文書作成中、ちょっとメールのチェックしようと、マウスをモニタの下方に移動させて、タスクバーからアプリケーションを切り替えることでしょう。
タスクバーでアプリケーションを切り替える作業が増えると大変 |
こうしたアプリケーションやウインドウの切り替え、あるいはウィンドウの移動操作がひんぱんにあると、作業の手間が増え、ストレスにつながりますよね。何とか解決する方法はないでしょうか。
大画面モニタよりも複数モニタを
解決法の一つは、大画面のモニタを使うことです。フルHD(1920×1080ドット)以上のモニタを使えば、ウインドウの切り替えはかなり減らせます。しかし、液晶モニタの価格は低下してきているとはいえ、大画面のモニタは、まだまだ高価です。現在は標準となっているフルHDは1万円台から購入できるのに対し、少し縦幅が長くなったWUXGA(1920×1200ドット)は3万円以上はします。2560×1440ドット程度になると、最低でも6万円はします。いちど大型のモニタを使うと、小さいサイズのものには戻れないだけに、買い換えの度にサイズを大きくしたいのは人情です。しかし、モニタには、画面(表示サイズ)が大きくなるにつれ割高になるという欠点があります。
もう一つの解決策は、複数のモニタを使うことです。フルHDのモニタを2つ使えば、かなり余裕のある使い方が可能です。
しかも、最近のPCはみな高性能ですから、複数のモニタを使っても操作がもたつくことはめったにありません。
複数モニタを利用することで、PCのちょっとした性能アップ(例えばCPUの交換)よりも、快適な仕事環境が手に入るのです。
複数モニタはどんなPCでも可能なの?>>NEXT |
CONTENTS
Page1:大きな画面にあこがれる…
Page2:複数モニタはだれにでもできる?
Page3:複数モニタにチャレンジする
Page4:3つのモニタで快適環境をゲット
Page5:複数モニタの有効活用法