しし座の基本的な性格
華やかで、ドラマチック! 7月23日~8月22日生まれのしし座は、生まれながらのスターです。強い自信とプライドを持ち、どこにいても人が自然に集まり、物事の中心的な存在になるでしょう。自己顕示欲も激しく、注目を浴びることで能力や才能が開花し、大きな成功をつかむのです。英雄であり、王者、名誉と栄光が約束された生まれといえます。
とはいえ、この持って生まれた運のまま進める人は、ほんの一握りでしょう。多くの場合は、成長の過程で自分を抑えることを覚え、力をセーブして生きる道を選びます。
亡国の王、あるいは、動物園のライオンのように、何かを諦め、隷属し、心を殺して日々をやり過ごしていそう。本当の力を発揮せぬまま、終わりやすいのです。
しし座の運命の流れ
勝てば官軍、負ければ賊軍。まさに、この言葉通りに進むのが、しし座の運命といえそう。勝ち進むことで、立場が強くなり、自信が実力に裏打ちされて、活躍の場を得ます。注目や期待が集まるほど頑張りが利きますから、時代の寵児(ちょうじ)、第一人者として人気を集めることになるでしょう。
ただ、負けを自覚した途端、失速します。流れに逆らうことはせず、あっさりと人生のステージから去ることに。落人のような生き方を自ら選ぶのです。
しし座の運命の生かし方
負けたら潔く引くのは、王者の美学です。けれど、隠居するには、人生は長く、わだかまりを抱いて生きるのは似合いません。フィールドを変えて、第二、第三の勝負を挑めばよいのです。最初の戦いが王位継承の対決としたら、セカンドチャンス以降は、国興し、成り上がりの物語です。敗者復活で、英雄とし凱旋(がいせん)するのです。
しし座の恋愛運、結婚運
愛を高らかに歌い上げるオペラ歌手やミュージカル俳優のように、しし座は恋を隠しません。好きになったら、世界中に「あの人が好き」と言って回りたいのです。世界は2人のために存在し、映画やドラマのようなきゅんとなるようなスペシャルなデートを重ね、やがて、ドラマチックに結ばれ、永遠の愛を誓い合うのが理想です。
心から愛する人が見つかれば、恋愛の延長に結婚が浮上します。ただ、そこまで心が動かなかった場合、政略結婚のような条件重視の婚姻を選ぶはず。一族の繁栄、事業の成功が、運命的に、双肩にかかっているからです。
愛を神聖視するが故に、現実的に愛のない結婚し、婚姻外の恋愛を選ぶことも。結婚の基準が、王族に準ずるのです。
しし座の恋活、婚活
本来は肉食で、積極的に狩りに行くタイプです。恋の動体視力はバツグンで、スピーディー。最上のエモノを一撃で仕留めるでしょう。ただ、ある程度年齢を重ねて飽食すると、怠惰モードへ。ウトウト居眠りをしているところに、ノコノコやってきた小動物をパクッと食べる、そんな無気力、なりゆき任せの恋で妥協しそう。
結婚への理想は高く、白馬の王子、深窓の姫君との運命的な出会いを待つでしょう。シチュエーションにこだわりすぎて、チャンスを逃すことも。
若き日の情熱と勢いのゴールインを逃した場合、条件重視で周りに整えてもらうのがベスト。もともと、ハイクラスに属する生まれですから、繁栄をもたらす相手を選べばよいのです。
しし座の仕事&進路
人の上に立つ、喝采を浴びる、この2つのキーワードが満たされたとき、しし座は、深い満足を得るでしょう。本気で取り組めば、どのジャンルでも頭角を現します。スポーツや芸能、政治や経営など、誰もが知る有名人にもなれるのです。ただし、勝ち進めたら、または、挫折から立ち上がることができたら、という条件がつくことをお忘れなく! 失敗や敗北で凹んだまま、下を向いて生きているなら、まず、顔を上げることから始めましょう。
子どもの頃は無敵だった、明るく元気で怖いもの知らずだった、そんなふうに語るしし座は、驚くほど多いのです。天真らんまんで万能なセルフイメージが本来の姿で、成功の原動力になります。
もしも、理想の自分を見失ったら、信念を育てましょう。「これを成し遂げるために生まれた」という強い思いが新しい王国を生み、君臨できるのです。
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