おしゃれと便利さの両方が実現! ウエストポーチに注目
ウエストポーチと聞くと、以前は「おじさん」「ストリート系」などのイメージがありましたが、今は復活を果たして、おしゃれ小物に昇格しています。モード界でも人気ブランドからこぞってお目見え。着こなしのスパイスとして注目されています。イタリア発の人気ブランド「Sportmax(スポーツマックス)」のルックから、大人女性も簡単に取り入れやすいスタイリングのコツをつかんでいきましょう。
フェミニンなスカートやワンピースとも好相性
「カジュアル」「ストリート」「スポーティー」というのが、過去のウエストポーチが示す3大ムードでした。しかし、今ではすっかり事情が変わり、あえてフェミニンなアイテムと合わせるという新鮮な提案が盛り上がっています。
初心者はまずはチェーン付きのタイプでスカートやワンピースに合わせるのがおすすめ。バッグというよりは、ベルトを巻く感覚で試してみてください。こちらはよく見ると、「Sportmax」のブランドロゴがあしらわれています。勢いづくロゴブームも取り入れた旬コーディネートが完成します。
ボディの細感をアピール
ナイロン系の実用的なウエストポーチはカジュアルやストリートの雰囲気が強く出がちになるのですが、レザー製ならクラス感が宿ります。ウエストポーチならではの元気感やアクティブテイストは印象付けながらも、スポーティやボーイッシュに寄せすぎない風情に整えられるから、大人女性にマッチします。
アウターの上から巻くと、物を出し入れしやすいのはもちろんのこと、腰周りに華奢なムードが寄り添い、細感を引き出しやすくなります。トレンドカラーのグリーンが装い全体のアクセントとなっています。チュニックやロングカーディガンなどの上からサッシュベルト感覚で巻いてみてください。
斜め掛けでボディにフィット
「ウエストポーチ」という名前のせいで、腰に巻く印象が強いのですが、近頃はこちらのように、肩から斜め掛けにするというボディバッグ使いも広がっています。同じアイテムをマルチに使えるので、複数のムードを操れます。
斜め掛けのポイントは、ストラップを短めに調節して、本体を胸の位置に留め、見え具合をコンパクトにまとめること。こうすれば服と一体化した見栄えに。ウエストの位置を実際よりも高く見せる「裏効果」もあり、おかげで脚も長く見えるという、うれしい仕掛けです。ぜひお試しください。
50周年を迎える「Sportmax」
チャーミングで実用的なスタイルの提案
2019年が50周年のアニバーサリーイヤーとなる「スポーツマックス」。ブランド名が示すように今春夏に向けて提案するのは、スポーティでアクティブな印象のルック。全体に開放的で、リラックス感のある装いがそろいました。
具体的にはスポーツテイストにエレガンスをプラスしたドレスやパーカー、ナイロンポンチョなどが用意されています。もともとスポーティなウエアを得意としていますが、あくまで街で着るおしゃれとして提案しています。
今でこそアスレジャー的な装いが支持されていますが、「スポーツマックス」は先駆け的な存在と言えるでしょう。
ポケットがない服の時でも安心!
意外な量感があって、アイキャッチーなウエストポーチは春夏コーデに若々しさやファニー感を添えてくれる新鮮なアイテムです。女性用ウエアは物をしまうポケットが省かれているものが多く、バッグに収めるか、手でつかむ以外に選択肢がなかったのですが、このようなウエストポーチなら、おしゃれと便利さの両方が実現できて、春夏のお出かけがいっそう楽しくなりそうです。【画像協力】
マックスマーラ
http://www.maxmara.com
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