上野のおすすめランチスポット、パンダグッズまで楽しみ尽くす!
東京観光やデートで行きたい場所としてかならず名前が上がる「上野」。上野公園を中心に、美術館などの文化施設、動物園、江戸時代から愛され続ける風光明媚な風景、活気あるショッピングゾーンなど数え切れないほど見どころがあります。
そこで、多々ある見どころの中から「絶対に見逃せない」かつ「ガイドのおすすめ」スポットを厳選し、オリジナルの観光ゴールデンルートを作ってみました。ざっくり半日で巡れるよう、おすすめのランチスポットや、最後にはお土産にぴったりのかわいいパンダグッズが揃う人気商業施設もご紹介します。
建物を見るだけでも楽しい! 上野の文化・芸術の森
まずは上野の「文化・芸術の森」へ。JR上野駅の公園口を出ると眼の前に広がるのが、明治時代に日本で最初の公園に指定された『上野恩賜公園』。木が生い茂り、緑のアーチの下を歩いているかのような気分にさせてくれるこの公園は、春は桜、夏は蓮、秋は紅葉、冬は牡丹など四季折々の植物が楽しめます。
緑豊かな自然の中には、西洋美術を専門とする国内唯一の国立美術館『国立西洋美術館』、国立の総合科学博物館『国立科学博物館』、日本で一番収蔵品が多い博物館『東京国立博物館』、「アートへの入口」をテーマとして掲げる『東京都美術館』、常設展示がなく常に企画展を開催している『上野の森美術館』など、重要な文化施設が集まっている世界的にも珍しい公園です。
とにかく、いつも魅力的な展覧会を開催している上野の美術館・博物館。時間が許すならばひとつぐらい入場したいところですが、実はこの施設群、中に入らなくとも建物外観だけで十分楽しめます。例えば国立西洋美術館の本館は20世紀を代表するスイス生まれの建築家、ル・コルビュジエの設計で、2016年に世界遺産登録された建物。入口付近の柱(ピロティ)や外壁などにコルビュジエ建築の特徴が現れているそうです。
また国立科学博物館の出口には、地球上に現存する最大の生物・シロナガスクジラ(全長30m)の原寸大模型が展示され、さらに建物を回りこんだ裏側には日本初の人工衛星を打ち上げたロケットランチャーの現物が展示されています。
東京国立博物館には5つの展示館があり、それぞれの個性を発揮していますが、特に『表慶館』は明治末期の洋風建築を代表する建物。日本初の本格的な美術館で、国の重要文化財に指定されています。
ちなみに上野駅公園口からみて正面突き当りにあるのが今話題の『上野動物公園』。ジャイアントパンダの他、冬には冬眠する様子が見られるクマたちや、群れでの飼育が行われているゴリラ、国内ではここにしかいないアイアイなど約350種2500点の動物が飼育されています。
西郷どんの下には充実のグルメスポットが!
続いて……やはり上野に来たらあの人と記念撮影しなければ! 公園の一番南にある上野のシンボル『西郷隆盛像』。西郷さんの明治維新に尽力した功績をたたえて作られた銅像は、普段着姿で愛犬・ツンとともに立ち上野の町を見下ろしています。その意外な大きさには驚かされるかも。彫刻家で詩人の高村光太郎の父、高村光雲の作品です。
そろそろランチやお茶をしたい時間でしょうか。西郷さんのすぐ脇の階下は『上野バンブーガーデン』『上野の森さくらテラス』『UENO3153』という数多くの飲食店の入る商業施設が3つも並んでいて、何を食べるかよりどりみどり!
さくらテラスには、朝じめの大山鶏を岩塩だけで焼き上げたロティサリーチキンのランチボックスを販売している『ココリコ デリ』や、コッペパンの専門店『イアコッペ』などがあるので、天気の良い日はテイクアウトして上野公園の緑の中で食べるのも一興です。
個性豊かな上野のパワースポットを巡る
一休みした後は上野の森の神社仏閣巡りへ。西郷隆盛像からほど近い公園の西側エリアには、『清水観音堂』『五條天神社』『上野東照宮』が集まっています。この3つ、どれも興味深くぜひ立ち寄りたくなるスポット。
清水観音堂は寛永8(1631)年に、京都の清水寺を模して建立された重要文化財。江戸時代から庶民に親しまれ、歌川広重の浮世絵にも描かれた境内の「月の松」は、2012年に復元され当時の様子を今に伝えます。
朱塗りの鳥居が連なる五條天神社は、病を治す薬と方法を伝えた神さまを、あのヤマトタケルノミコトが祀ったという場所。古くから医薬の神様として信仰されていて、無病息災を願う人々が訪れる神社です。
上野東照宮は家康の遺言で1627年に建立された神社。現在の社殿は三代将軍・家光が造ったもので、戊辰戦争でも関東大震災でも東京大空襲でも倒壊しなかった貴重な国指定重要文化財です。
中でも境内の小さな社『栄誉大権現』が人気。祀られている「お狸さま」は江戸時代、大奥や大名、旗本など安置される先々に災いをもたらす“悪行狸”として恐れられていましたが、大正時代に東照宮へ寄贈されると災いがピタリと治まったのだそう。現在は「たぬき=他を抜く」強運開祖として受験生に人気です。
さらに西側は上野公園の大きな見どころ『不忍池』が。琵琶湖に見立てて池の真ん中に島が築かれ、そこに弁天堂が作られたという不忍池は、春はほとりを彩る桜が、そして夏は一面の蓮に覆われる“絵になる池”です。池の周りを歩くと、色んな表情の不忍池が見えてきますが、やはり池の水面に浮かぶように見える弁天堂がベストビューなのではないでしょうか。
上野の新旧ショッピングスポットでお買い物
上野公園を満喫した後は、上野ならではのショッピングを楽しみませんか?
西郷さんの像を背にして階段を降り、JRの高架下沿いを進むと見えてくるのが『アメヤ横丁』通称・アメ横です。JR上野駅と御徒町駅を結ぶ高架下500メートルのエリアとその周辺に、400軒以上の店舗が軒を連ねています。年末の叩き売りは日本の風物詩。
魚やお菓子など食品のイメージが強いかもしれませんが、化粧品や革製品、スポーツ用品、貴重なジーンズなどなどありとあらゆる専門店がひしめいています。ケバブやトッポギの店などもあり、散策中に気軽にグルメを楽しめるのも嬉しい点です。
個性的な店の続くアメ横を抜けるとそこはもう御徒町。2017年、地上23階の商業複合施設・上野フロンティアタワーが開業し新たなランドマークとなっていますが、実はここ、センスの良いパンダグッズの宝庫なのです。ファッションビル・パルコの大人版『PARCO_ya(パルコヤ)』など、入店している店のあちこちにパンダをモチーフにした商品が並んでいますが、特におすすめは地下1階の『上野が、すき。ステーション』。
観光案内所と、上野の有名店の商品を扱うショップ、ものづくりの街・台東区にちなんだ5つの雑貨店、この3つの機能が1ヶ所に集まったスポットで、気軽なお菓子からぬいぐるみ、パンダがスタイリッシュにデザインされた革製品まで、かわいいパンダの逸品が揃っているのです。上野観光のゴールにいかがでしょう。
以上、「“超王道”“超おすすめ”のスポットを巡る、上野観光ゴールデンルート」でした。上野フロンティアタワーをゴールにすると、周辺にはJR『御徒町』駅や東京メトロ銀座線『上野広小路』駅、都営地下鉄大江戸線『上野御徒町』駅など9路線9駅があるので、このあと違うエリアへの移動にもとても便利ですよ。