バンコク/バンコク基本情報

バンコクのエリアガイド(2ページ目)

「観光」「ショッピング」「グルメ」「マッサージ・スパ」など旅の醍醐味がぎゅっと詰まっているタイの首都バンコク。そんなアメージングな街バンコクの各エリア別の特徴や魅力をご紹介します!

執筆者:清水 千佳

雑然とした下町「ヤワラート」(チャイナタウン)

昼間のヤワラートはエアコン無しの店舗が多く、とにかく暑い!食を堪能するなら涼しい夕方以降がおすす
ホワランポーン駅の東に広がるエリアが「ヤワラート」と呼ばれる中華街。このエリアに入るとタイ文字よりも漢字で書かれた看板が多いくらい。中心地からも離れているためかオフィスやホテルなどはあまりなく、近代化の進むバンコクというイメージからかけ離れた雑然として下町ムード漂うエリアです。

もちろん中国系の人たちが集まっているので、中華料理レストランもたくさんあります。なかでもフカヒレと燕窩(ツバメの巣)が看板メニューの店が多いことで知られています。高級店もありますが、夜10時過ぎ、ヤワラート通り沿いに並ぶ屋台なら激安のフカヒレや燕窩(ツバメの巣)も食べることができますよ。地元のバンコクっ子たちも、わざわざ車に乗ってこのエリアまでやってくるほど不動の人気を誇るグルメストリートなのです。

また、ヤワラート通りに平行して、アクセサリーなどの卸店が並ぶ「サンペンレーン市場」、さらにその近くにはインド人街の中にある「パフラット市場」や24時間生花が売られている「パーククロン市場」などがあります。どの市場もまるで1950~60年代にタイムスリップしたような錯覚に陥るほどレトロなムードが漂っています。街並みを眺めながら歩いているだけで楽しくなるエリアです。

バンコクでお洒落なショッピングエリアといえば「サイアム」

ZARAやMNGなど日本でもおなじみのファッションブランドも入っているサイアム・パラゴン
BTSサイアムを降りて、北側はサイアム・パラゴン、サイアム・センター、ディスカバリーとハイソ系のデパートが並んでいます。すべてのデパートが連絡通路やコンコースで直結しているので、移動も便利。

駅を降りて南側は10代後半から20代の若者たちでごったがえすサイヤム・スクエア。流行りモノの最先端ファッションアイテムが安いショップと、海外からの商品を取り寄せたこだわりのセレクトショップなどが立ち並んでいます。近くにはタイの名門大学チュラロンコン大学があり、放課後は制服姿(タイの大学には制服があります)の学生たちが、お茶やショッピングを楽しむ姿も。きっと、ここにくれば所謂タイの「イマドキの若い子」たちの様子を知ることができますよ。
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