日経平均株価は2月14日に、2万950円まで下落しました。株価はその後下げ止まり、反転上昇に転じています。日経平均株価が2万2,000円台を回復して落ち着いてきたこともあり、株を買おうと思っている人も多いかもしれません。

日経平均株価を例に、いくらまで株価が上昇するのか、もしくは下落するのか、考えるための数字と計算方法をご紹介します。

日経平均株価の現状を確認する

まずは日経平均株価の2017年8月以降のチャートを見てみましょう。
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日経平均株価チャート。会社四季報オンラインより

囲みの部分ですが、株価が下げ止まっていることがわかりますね。

株価の計算に使う3つの数字

株式投資では、株価の計算をする時に使う重要な3つの数字があります。
「61.8%、50%、38.2%」の3つです。

投資の世界では「半値戻し(50%)」「3分の1押し」といった言葉がありますが、フィボナッチ数列から導き出される「38・2%」「61・8%」の数値を重要視します。意外と重要な節目にあたることが多いからです。

3つの数字をどう使うのかと言うと、たとえば株価が下落した場合、その下げ幅に対して株価がどの程度戻るのかを計算する時に3つの数字を使います。反対に、株価が上昇した場合には、株価がどの程度押すのかを計算する時に使うことができます。

具体的な計算の仕方

日経平均株価で具体的に考えてみましょう。高値は2万4,129円、安値は2万950円です。高値の2万4,129円から安値は2万950円までの下げ幅は3,179円です。この3,179円に3つの数字を活用して計算します。

今回はどこまで上昇する(戻り)のかを求めていきましょう。基点となるのは安値で、これに戻りを考えた計算値を加えます。反対に、押す(下落する)価格を求める場合は基点は高値になります。

  1. 2万950円+(3,179×61.8%)=2万2,914円
  2. 2万950円+(3,179×50%)=2万2,539円
  3. 2万950円+(3,179×38.2%)=2万2,164円

いくらまで戻るかの目安となる数字が計算できました。

すでに2と3の株価は回復しているので、残るは1になります。ただ、株価がどこまで戻るのかは様々な要因が関係しますので、必ずその数字が達成されるかはその時々のマーケット次第になります。

これまで少しずつ時間をかけて日経平均株価は上昇してきました。今回の株価が大きく下落したことで含み損を抱えている人もいることでしょうから、株価が上昇すれば「やれやれ」と売りたい人も出てくるでしょう。株価がしっかりと上昇するまでには、こうした売りがなくならなければいけませんから、少し時間がかかるかもしれませんね。

※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。

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