日経平均株価は11月7日には2万2900円台まで上昇
日経平均株価が2017年10月から記録的な上昇を続け、年初来高値を更新しています。11月7日には2万2900円台まで上昇しています。強烈な株価上昇に、「株価はいくらまで上昇するのだろう?」と考えている人も多いかもしれません。株価が天井を打つ時には、いくつかのチャートパターンがあります。そこで、日経平均株価の天井を今後打つならどのようなチャートパターンが考えられるのか、解説していきます。
日経平均株価の現状を確認
日経平均株価のチャートを見てみましょう。株価が一貫して上昇していて、ほとんど値下がりしていないことがわかりますね!二つの天井チャートパターン
株価が上昇した後に天井を形成する時に出やすい、代表的なチャートパターンとしては、- ダブルトップ
- ヘッドアンドショルダーズトップ
株価が上昇して天井を付ければ、必ず株価は反落します。天井は一回だけという時もありますが、株価がその後切り返し、一番目につけた天井あたりまで再び上昇してきて天井をつけることがあります。この時のチャートの形状がアルファベットのW(ダブル)の反対の形(M)に似ていることから、ダブルトップと言われています。
ダブルトップイメージ図
このMの真ん中の部分から横に引いた線のことを「ネックライン」と言います。株価が天井あたりまで再び上昇しただけでは天井かどうかはわかりません。ネックラインを株価が下に抜けることで、上昇トレンドから下落トレンドに株価のトレンドが転換した可能性が高くなります。ダブルトップでは一般的に、一番目につけた高値の方が二番目の高値よりも高くなるのが一般的です。
ダブルトップは天井部分にあたる山が二つでしたが、ヘッドアンドショルダーズトップは山が三つになります。真ん中の山が最も高く、両端の山に挟まれた形になります。三尊とも言います。
ヘッドアンドショルダーズイメージ図
真ん中の山の起点の部分を横に引いた線を「ネックライン」と言います。ネックラインを株価が下に抜けることで、上昇トレンドから下落トレンドに転換した可能性が高くなります。
チャートパターン確認してみよう
LIFULL<2120>のチャートです。株価は二つの丸印をつけたところで、短期的にダブルトップであることがわかりますね。日経平均株価のチャートと見比べると、天井のチャートパターンになっていないことがわかります。日経平均株価が今後、これら二つのチャートパターンになるのか、それともまったく異なる形状なのか、どのようなチャート形状となって、天井をつけるのかには注目しておきましょう。
※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。
★12月9日土曜、大阪、日本フィナンシャルセキュリティーズ社にて無料の投資セミナーが開催されます!お申込みはこちらから【無料】
★毎週日曜日、日経平均株価をチャートで分析したメルマガを配信中。手に入れたい方はコチラから登録ください!【無料】