2017年9月16日、『マツコの知らない世界』埼玉スイーツ編でも紹介した川口の「シャンドワゾー」が、アイスクリーム&チョコレート専門店「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」をオープンしました。

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●アイスクリーム&ショコラ専門店「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」(埼玉・川口/2017年9月オープン)
「パティスリー ショコラトリー シャンドワゾー」(埼玉・川口/2010年オープン)


埼玉の人気パティスリー&ショコラトリー「シャンドワゾー」に新店舗がオープン!

新店舗「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」は、アイスクリーム&チョコレート専門店

新店舗「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」は、アイスクリーム&チョコレート専門店

埼玉・川口のパティスリー ショコラトリー「シャンドワゾー」から徒歩1分程の近距離に、2号店となるアイスクリーム&ショコラの専門店「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」がオープンしました。10数種類のアイスクリーム&シャーベットは、ベルギーの伝統菓子スペキュロスが練り込まれたものなど、パティシエならではの創意に富み、手焼きコーンでも楽しめます。

ショコラは、この店限定で、ヨーロッパ風の量り売りスタイルの販売も。店内には24席のイートインがあり、テイクアウト用カップで販売されるコーヒーや紅茶、アイスクリームを座っていただくことができます。さらに、すぐそばのパティスリー店舗で購入した生ケーキの持ち込みも可能となるのが嬉しいですね!

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」の店舗外観

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」の店舗外観

最初の店舗「パティスリー ショコラトリー シャンドワゾー」は、白い外壁が目を引くエレガントな雰囲気ですが、「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」は、黒い外壁がシックな雰囲気。ドアの左上にあるアイスクリームの形の小さな看板と、フランス語で“歌う鳥”を意味する店名を象徴する小鳥のマークが、可愛らしさも醸し出しています。

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」に飾られたアイスクリーム形のトピアリー

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」に飾られたアイスクリーム形のトピアリー

内装は、テーブルやショーケースなどに黒や焦げ茶を配しながらも、白壁にベージュのソファ席と、パティスリーの雰囲気を引き継ぐ、明るく清楚な雰囲気。オープン時には、アイスクリームを模した大きな花のトピアリーが飾られていて、これまた可愛らしく映えていました。

「グラス」はフランス語でアイスクリームのことで、アイスクリーム専門店のことを「グラッスリー」、チョコレート専門店のことを「ショコラトリー」などと言います。ではなぜ、2店舗目は「グラッスリー ショコラトリー」ではないのかというと、村山シェフがフランス人のご友人に尋ねたところ、アイスクリームの職人は「グラシエ」、ショコラの職人は「ショコラティエ」と称するように、「グラシエ ショコラティエ」の方が、職人がその場で手作りしている店という雰囲気が伝わる、というアドバイスを受けたからだそうです。

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」のアイスクリーム&シャーベット(1種盛り約120g税別380円、2種盛り計約140g税別470円、コーンは+50円)

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」のアイスクリーム&シャーベット(1種盛り約120g税別380円、2種盛り計約140g税別470円、コーンは+50円)

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」に並ぶアイスクリーム&シャーベットは、約12~13種類。その特徴は、「パティシエならではの作り込んだ味わい」。アーモンドやピスタチオのアイスクリームには、砕いたナッツが入っていて食感や香ばしさもプラス。村山シェフが得意とするショコラのアイスクリームにも、特別な技法で作った薄いパリパリのチョコレートプレートが混ぜ込まれていて、口当たりと口どけが楽しめるようになっています。

フルーツのシャーベット類にも、同じフルーツのセミドライや、他のフレーバーを混ぜ込むなどして、味や食感に変化と奥行きを与えています。さらに、これらを組み合わせて召し上がっていただくことで、ケーキを味わうような楽しみ方をしてほしい、という村山シェフ。お勧めのフレーバー組み合わせについては、この後、詳しくご紹介いたします!

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」のオーナー村山太一シェフ。手にしているのは、コーン入りの「アプリコット」&「ショコラ」2種盛り

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」のオーナー村山太一シェフ。手にしているのは、コーン入りの「アプリコット」&「ショコラ」2種盛り

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」オーナーの村山太一シェフは埼玉ご出身で、浦和のパティスリー「アカシエ」にオープニングスタッフとして勤務した後、ベルギーに渡って経験を積まれました。帰国後の2010年、川口に「パティスリー ショコラトリー シャンドワゾー」をオープン。そして今回の2店舗目となります。

まずは、お勧めフレーバーの「アプリコット」と「ショコラ」を、手焼きコーンに2種盛りにしていただきました。

手焼きコーン入り「アプリコット」&「ショコラ」2種盛り

手焼きコーン入り「アプリコット」&「ショコラ」2種盛り

「アプリコット」は、酸味ある杏のシャーベットの中に、アプリコットのセミドライ果肉も練り込まれていて、ねっとりした濃厚な食感が印象的。「ショコラ」は、南米・コロンビア産の「ルカカカオ」社のビターチョコレート2種を使用。こちらは、混ぜ込まれている薄いチョコレートのプレートに一工夫あります。

ショコラティエやパティシエはよく、チョコレートを「テンパリング」して作業性をよくして扱います。この時、チョコレートが一番安定化すると言われる「V(5)型」結晶に調整することが多いのですが、村山シェフはあえて、不安定と言われる別の結晶形を作り出しています。この結晶は融点が低く、アイスクリームのような冷凍状態の中であれば形が保たれる、というものだそう。「V型」結晶の融点は34℃程度なので、人間の口の中でとけて口どけがいいと感じられるのですが、アイスクリームを食べている時の口の中の温度は、これよりもだいぶ低くなります。

それを計算して、あえて、融点16℃程度でとける結晶形のチョコレートプレートを混ぜ込んだという村山シェフ。つまり、このチョコレートアイスクリームを召し上がる時は、口にした瞬間はパリパリしたチョコレートプレートの食感が感じられつつ、それがあっという間にとけていくのを、ぜひとも味わってほしいのです。さすが、チョコレートにこだわりを持つ、スペシャリストならではの提案ですね!

アイスクリーム用のコーンを焼いて形作る「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」のオーナー村山太一シェフ

アイスクリーム用のコーンを焼いて形作る「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」のオーナー村山太一シェフ

アイスクリームは、店名ロゴがシックな黒のカップ入りにもできますが、その場で焼き上げている手焼きコーンでいただくのがお勧めです。手焼きには、よくワッフルコーンと呼ばれるタイプがあり、使用している機械自体は、ヨーロッパ風の薄焼きワッフル生地が焼けるものですが、生地の配合が、より繊細な食感の「チュイル」に近いのが特徴。スライスアーモンド入りなので、焼くことでその香ばしさも加わります。

凹凸のある2枚のプレス機で生地を挟んで、数回ひっくり返しながら色よく焼き上げたら、まだ熱いうちに、木製の円錐形の道具にくるっと巻き付けて、コーンの形に整えます。食欲をそそる香ばしい香りが漂ってくるのも魅力的です。

「ピスタチオ」&「ラムレーズンスペキュロス」2種盛り

「ピスタチオ」&「ラムレーズンスペキュロス」2種盛り

また、「ラムレーズンスペキュロス」も、ぜひ召し上がっていただきたいお勧めフレーバーです。ベルギーの伝統的なスパイスクッキー「スペキュロス」を砕いて混ぜ込み、同じくベルギーの伝統的な生菓子でお店のスペシャリテである「ミゼラブル」にもオリジナルで加えられているラム酒漬けレーズンもブレンド。様々な食感や味わいがミックスされた、村山シェフならではの味となっています。

これに、細かく砕いたピスタチオナッツがたっぷり混ぜ込まれたピスタチオのアイスクリームを合わせて。ナッティーでもビターすぎないコクのある味わいと、鮮やかな色彩が印象に残ります。

「タイベリー」&「アーモンド」2種盛り

「タイベリー」&「アーモンド」2種盛り

「タイベリー」は、ラズベリーとブラックベリーの交配種と言われ、一見すると普通のラズベリーのようですが、食べると、バラの花のような香りが広がる、ベリーの一種です。単体でも充分に華やかなのですが、村山シェフはこれに、さくらんぼのブランデー「キルシュ」と、バイオレット(すみれ)のアロマを加え、よりフローラルな香りに仕立てています。

ベリーの赤に対して白が映える「アーモンド」は、白いアーモンドミルク味のアイスクリームの中に、ローストしたアーモンドを細かく刻んだダイスが混ぜ込まれているのが特徴的。コクがあるけれどさっぱりしていて、杏仁のような香りもほのかにしますが、それが強すぎずいいバランスです。アーモンドの粒々した食感もいいアクセントになっています。村山シェフも、かなり気に入った味に完成させることができたという自信作だそう。

「タイベリー」&「アールグレイ」2種盛り

「タイベリー」&「アールグレイ」2種盛り

もう一つ、「タイベリー」と合わせてほしいお勧めは、「アールグレイ」とのこと。店内で販売する紅茶の仕入れ先でもある兵庫県芦屋の紅茶専門店「Uf-fu(ウーフ)」のアールグレイ茶葉を使っていて、ベルガモットの柑橘香がきつすぎず、ナチュラルで上品なのが特徴です。

タイベリーとアールグレイという組み合わせは、2016年のクリスマスケーキでも採用した相性のいい味同士なんです、と村山シェフ。このように、お勧めのアイスクリーム&シャーベットの組み合わせ提案を通じて、ケーキを食べるかのような楽しみ方をしてほしいと考えているそうです。

※「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」で図り売りするタブレットショコラ3種(100g税別840円)

※「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」で図り売りするタブレットショコラ3種(100g税別840円)

そして、「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」では、これまでも人気だったカラフルなボンボンショコラだけではなく、ヨーロッパでは一般的な、量り売りスタイルのチョコレート類を販売します。タブレットショコラ3種は、ナッツ類と柑橘のピールをザクザクと加えたもので、おやつ感覚で気軽に食べてほしいそう。

ビターなショコラ・ノワールにブラッドオレンジのピールとピスタチオ、アーモンドを加えたものと、ミルクチョコレートのショコラ・オ・レに国産レモンとヘーゼルナッツを加えたものと、ホワイトチョコレートのショコラ・ブランに柚子ピールとマカダミアナッツ、ヘーゼルナッツを加えたものとなっています。板チョコレート自体も厚めでしっかりとした歯応えが楽しめ、ナッツや柑橘ピールと共に、ボリューム感も満載です。

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」で図り売りする各種ショコラやキャラメル(ショコラ・キャラメル:100g税別840円)

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」で図り売りする各種ショコラやキャラメル(ショコラ・キャラメル:100g税別840円)

その他にも、アーモンドやヘーゼルナッツをキャラメリゼしてチョコレートがけにした「アマンドショコラ」や「ノワゼットショコラ」、円盤状のチョコレートにドライフルーツやナッツをのせた「マンディアン」、グレープフルーツの皮を自家製コンフィにしてチョコレートをかけた「ショコラパンプルムース」など、ヨーロッパではおなじみの定番ショコラ達が揃います。

また、今回新たに加わったラインナップは、やわらかな「キャラメル・ムー」。塩味がほんのり効いた「キャラメル・ブール・サレ」をはじめ、木苺のキャラメルにアーモンド、カシスのキャラメルにヘーゼルナッツ、パッションのキャラメルにヘーゼルナッツと、ナッツの食感を加えたフルーツキャラメルのシリーズが3種揃います。

高級なショコラ専門店というのではなく、ベルギー修業時代に身近にあったような、気軽にチョコレートを食べられるお店にしたかった、という村山シェフのイメージを実現する一つの方法が、現地流の「量り売り」というやり方なのです。

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」にもボンボンショコラ類が並ぶ

「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」にもボンボンショコラ類が並ぶ

もちろん、ボンボンショコラも種類豊富で、カラフルで美しい型抜きも、チョコレート本来の美しい艶を持った上掛けタイプもあります。「シャンドワゾー」でお勧めのボンボンショコラについては、以前の記事でもご紹介しているので、ご参照ください。
お取り寄せしてでも食べたいチョコレートスイーツ

<ショップデータ>
「シャンドワゾー グラシエ ショコラティエ」
http://www.chant-doiseau.com/
埼玉県川口市栄町2-2-21
電話 048-299-2189
営業時間 10:00-20:00 ※売り切れ次第終了
定休日 不定休

続いて、ぜひとも一緒に立ち寄りたい、1号店の「パティスリー ショコラトリー シャンドワゾー」でお勧めのケーキ類もご紹介します。