まさに避暑の場に相応しい、軽井沢のカフェ
観光地だけでなく、別荘地・移住地としての顔ももつだけあって、軽井沢には、森に溶け込むように至るところにカフェが点在します。それぞれに独自のこだわりがある一方、時間を忘れてくつろげる雰囲気も軽井沢カフェの魅力でしょうか? テーマごとにガイドお気に入りのカフェをご紹介します。冬期休業のところもありますので、事前に確認してから訪れることをおすすめします。
木立に包まれてひっそりと佇む、森カフェ
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森のカフェテラス ル・シエル
広々としたウッドテラスは心地いい
六本辻のすぐ近くにあり、深い森に迷い込んでしまったかのような静けさに包まれる、大人のためのカフェ。広いウッドテラスで野鳥の声に耳を傾けていると、時間が経つのも忘れてしまいます。
まるで知人のお宅にお邪魔するような玄関
店内にいても、窓越しに鮮やかな緑が目に飛び込んできて癒されます。手作りのシフォンケーキとフルーツティーでひとやすみしたいもの。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1206-3
※編集部注 2011年9月をもって、下記のお店は閉店しております
■Cafe HARUYA
テラス席のテーブル&チェア、そして洋館も白で新緑に映えます
離山通りに面しているこちらは、大正時代の教会のサマーハウスだった古い洋館を利用したカフェ。家具は英国のアンティークで落ち着けます。テラス席もありますが、夏期は窓がオープンになるので、店内にも風が抜けて気持ちのよい空間に。デザートメニューのほか、スープやホットサンドセットといった軽食メニューもあります。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢10-2
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カフェ ラフィーネ
レンガ造りの建物の奥がカフェスペース
六本辻にある軽井沢の先駆的オープンカフェ。私自身も20年来通い続けています。テラス席の前方には苔むした緑濃い庭園が広がり、野鳥やリスも遊びに来るそう。昔も今も変わらずに愛されるバナナケーキは、軽い食感の生クリームがたっぷりと乗せられていて、頬っぺたが落ちる美味しさ。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町六本辻1663
■ふりこ茶房(旧:喫茶ばおばぶ)
圧倒的な緑の息吹が充満する空間
南軽井沢の中心部から南下した先にポツンと佇むカフェ。約30年前に建てられた高床式の木造の建物が周囲の緑に馴染み、夏は周囲の窓ガラスが開放されるので鬱蒼とした緑が間近に迫り、まるで森の中のツリーハウスでお茶をしているかのよう。ヒンヤリとした空気はまるで天然のクーラー。セミやカジカの鳴き声に耳を傾けていると次第に心が解きほぐれていきます。
ばおばぶケーキとアイスカフェオレをセットで
おすすめは、ばおばぶケーキ。シブーストの上にシュークリームが乗った、ばおばぶの木をイメージしたオリジナルケーキで、甘さ控えめのブルーベリーソースに付けていただきます。1月中旬~3/19は冬期休業となります。
住所:長野県北佐久郡軽井沢町発地848-2