塩による浄化ですべての運が上がる!
塩で強運体質に
「運を開くには、浄化というプロセスがとても重要で、そのためには塩の力を借りるのが一番です」と、心理・占術研究家の天城映(あまきえい)さんは、塩による開運法を絶賛。その方法を聞いてみました。
古来より利用されてきた塩の浄化・殺菌力
「塩は古くから、祭事や儀式で重要な役割を果たしてきました。塩に特別な力があると信じられてきたからです」言われてみれば、神社の祭事では、塩湯(えんとう)を使ったお清めや、海水で神輿や身体を清める潮垢離(しおごり)が行われてきました。また、古代から、塩は病気の治療や予防にも使われ、今も、医療、食用、工業用などに幅広く利用されています。これほどまでに塩が重用されてきたのは、優れた浄化力、殺菌力を持つためです。
つまり、浄化を行う上で塩は万能のアイテムというわけです。そして、浄化ができれば運も開けていくという仕組みに…。
幸運キャッチを可能にする盛り塩のパワー
「塩の強大なパワーを最大限得るには、盛り塩がもっとも効果的です」と天城さん。盛り塩とは、塩を円錐(えんすい)の形などに盛ったもの。そう、神社の神前や神棚などにお供えされている、あの盛り塩です。円錐形に整えた塩をお皿に乗せ、家の中や周囲に置くと良いそうです。
「塩によって人や空間が浄化されると、周囲のエネルギーがクリアになります。すると、不要なものが寄り付かなくなり、自分にとって本当に必要なものや人が呼び込まれるようになります」
不要なものとは、間違った執着心やあらゆる負の感情。こうしたマイナス・エネルギーを盛り塩で浄化すれば、金運、仕事運、健康運、恋愛運など、あらゆる運をキャッチできる力が備わるのです。
天地のエネルギーを味方につけ、盛り塩で開運!
ところで、盛り塩にはどんな塩が適しているのでしょうか。「盛り塩に使う塩は、神社で授与されているお浄め塩が一押しですが、市販の天然塩を使っても構いません。置き場所は九星気学にしたがってください」
九星気学とは、天地(宇宙)のエネルギー(精気)を九つに分類して、七つの色を当てはめ、五行(木、火、土、金、水)を組み合わせた運命学のことです。下記の九つの本命星は、生まれ年からわかりますので、調べて、自分に合った場所に盛り塩を置きましょう。
<本命星と盛り塩を置くおもな場所>
・一白水星生まれ…北、南、水回り、ガス台の周辺・二黒土星生まれ…南西、南東、東、キッチン、ダイニング、畑の四すみやプランターのすみ
・三碧木星生まれ…東、西、北西、金庫や貴金属、証券などの収納場所
・四緑木星生まれ…南東、北西、西、玄関、リビング、金庫や貴重品の収納場所
・五黄土星生まれ…家の中心。東、南東、屋内と敷地の四すみ、大木や大きな鉢植えの根元
・六白金星生まれ…北西、南、金庫や貴重品の収納場所、勉強・仕事・習い事を行う机の上
・七赤金星生まれ…西、南、金庫や貴重品の収納場所、取引中の金融機関がある方角、キッチン
・八白土星生まれ…北東、南東、東、最上階または見晴らしの良い場所、階段の途中、タンスの上
・九紫火星生まれ…南、北、東、南東、鉢植えの根元、水回り
なお、盛り塩は2週間に一度取り替えるとベストです。
「毎月1日と15日、または新月か満月のときの交換がオススメです。役目を終えた塩は感謝の言葉を伝えながら水に流してくださいね」
財布を使った浄化で金運アップ!
盛り塩のほかにも、ふだん使っている財布でできる、浄化&金運アップ法があると天城さんが教えてくれました。「財布の中身を全部出したあと、天然塩をパラパラと財布に入れてそれを落とします。また、塩を紙にくるんで財布の中に入れておいても浄化につながります。月に1回、試してみてはいかがでしょうか」
塩の持つ強力な浄化パワーで、金運はもちろん、すべての運をパワーアップさせましょう!
【天城さんの過去のインタビューはコチラ】
心理占術研究家・天城映さんの金運アップテクニックとは
教えてくれたのは……
天城 映さん
取材・文/望月裕美子