金融リテラシーを身に付けよう
「金融リテラシー」とは、「金融商品やサービスの選択、生活設計などで適切に判断するために、最低限身につけるべき金融や経済についての知識と判断力」の事をいいます。簡単に言えば、生活に関わるお金に関する知識と判断力ですね。「普通の暮らし」を送る為には必要な金融リテラシー
普通の暮らしを守ろう
一般的に家庭で行われる金銭教育というと、「無駄使いをしない」「貯金をする」「保証人にはならない」位です。子どものうちはこれでなんとかなったかもしれませんが、大人になると、多くの悩みが生じます。
・家計簿や家計管理とは?
・どうしたらお金が貯まる?資産形成とは?
・持ち家か?賃貸か?
・住宅ローンの金利にはどんな種類があるの?
・教育費はいくらかかるの?奨学金と教育ローンの違いは?
・老後資金や年金は?
・どんな保険が自分と家族には必要?
・資産運用とは?ドルコスト平均法とは?
このような、日々の生活や人生に関わる「お金」に関する知識を身に付けておくことは、大人として、学問やビジネスマナーと同じように重要です。情報も錯綜しており、何が正しい情報で、自分にとって必要な事なのかといった判断力も大切です。「知識」「経験」「専門家」を上手に活用して自分のお金を守る術を手に入れましょう。
金融リテラシーの軸となる「家計管理」
家計管理はお金の関する全ての軸となり基礎の土台になります。家計をしっかり管理し守る為には「稼ぐ・減らす・貯める・守る・増やす」といった事を学び家計に取り入れていく事が重要になりますので、結果的に金融リテラシーは身についてきます。学校や会社、社会全般で「お金に関する講座」は少しずつ増えていますが、まだ微々たるもので、自分から積極的に行動を起こすことが必要な状況です。「お金」は子どもから大人まで日常的に使うものですから、家庭で、学校で、勤務先でたえずその年代や時代に合った「お金に関する知識」を身に付ける機会を設けていけば、「知らなかった」という単純な理由で大切な「信用」や「お金」を失うこともなく、「普通の暮らし」を手に入れることができるのではないでしょうか。
以下のような言葉のように、1万円を与えるよりは、1万円を得る方法、守る方法を教えるほうが将来的にいきてきます。
「魚を与えれば、その人を1日食べさせることができる。
漁の方法を教えれば、その人を一生食べさせることができる」
人生に不可欠な金融リテラシー
「お金」と向き合うことは自分の人生と向き合うことでもあると私は思っています。近年、イギリスのEU離脱やアメリカのトランプ大統領の誕生など、世界的にも経済が不安定になりつつあります。世の中の景気に惑わされず、自分と家族を守り、悔いの無い人生を送る為にも「金融リテラシー」を身に付け「生きる力」を育みましょう。【関連記事をチェック】
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