1800円の財布を使っていたら一気に金運が低下
金運アップを望むなら、長財布を使うと効果的と言われますよね。ところが、心理・占術研究家の天城映(あまき えい)さんによれば、長財布であっても、安い財布では、みすみすツキを落とすようなものと言うのです。「あるとき、試しに1800円の財布を買って使ってみたことがありました。すると、連載の仕事がクシの歯が欠けるようになくなっていき、収入ダウンに歯止めがかからなくなってしまったのです。その一方で、必要以上に出費が増えていきました」
天城さんは、1800円の財布を使いだしたとたんに金運が下がり始めたといいます(写真はイメージです)
それまで自身の金運に自信を持っていた天城さんでしたが、なぜかお金に見放された状態になって茫然自失に。「やっぱり、この財布が原因!?」そう気付いた天城さんが次にとった行動とは――。
財布の値段、カラーはお金の収支と密接な関係が…
「1800円の財布を使い始めてから1年後、上質の財布に買い替えました。すると、次第に仕事が増え、何年もかかってやっと元のペースを取り戻せました」と、上質の財布に切り替えることでお金の不運から脱したのです。でも、なぜ安財布を使うとお金にツキがなくなるのでしょうか。「それは、財布相応のお金しか入ってこなくなるからです。よく、年収は財布の値段の200倍と言うでしょう? 上質の財布を使えば、それに見合った収入を見込めるようになります。お金がより伸びやかになるんですね」
これが財布とお金の関係です。だから安財布を選ぶことは、“所詮、自分はこの程度”と、自ら限界を設けていることと同じになってしまうのです。
また、上質の財布は、金運を呼び込めるだけでなく、お金に対する“負の執着”から解放してくれると言います。
「お金に対する心構えや意識が変わっていくんですね。自然と無駄遣いが減って貯金ができたり、お金に関して悩まなくなったという人もいます」
無駄な出費を抑えたいなら、財布のカラーも大事なポイントです。
「一押しは焦げ茶色。この色はとても堅実なエネルギーを放っているので、衝動買いが抑えられ、買い物をする前に熟考できるようになります。反対に赤色はタブー。お金を使いたくなってしまうカラーです」
倹約には、落ち着いた色味の財布が有効なのですね。ちなみに、金色や黄色の財布は“縁起が良い”と思えるなら使ってもOKだそうです。
財布をクリーンな状態に保てばさらに金運が味方に!
「財布は1年に1度買い替えるのが理想です。大勢の人が手にしたお金には様々なエネルギーが宿っていて、財布にもたまっていきます。財布を買い替えればそれらがクリアになるのでしょう」納得です。でも、お気に入りの財布を使い続けたい人もいますよね。そんな人も、浄化だけは必ずしてほしいと天城さんは力説します。
「月に1度は財布の中身を出して、ゴミやホコリを払い落としてください。その財布を水晶の上に置いたり、小さな紙に包んだ塩を財布の中に入れて浄化します」
最後に、日常で心がけたい財布の使い方について伺いました。
「財布にレシートを入れたままにしないこと。また、私の経験上、財布、小銭入れ、カードケースをそれぞれ分けるとお金のエネルギーが下がらないと思います。財布にカードを入れるなら最少にとどめてくださいね」
★次回インタビューでは「“お金がない”の口癖でなぜ貧乏体質になるの?」についてです!
教えてくれたのは……
天城 映さん
取材・文/望月裕美子