バイオ株が急騰!バイオ株ブームの再来は来るのか!?

バイオ株が急騰しています。背景にはノーベル賞の発表がありますが、日本人候補者が受賞できるかどうかで流れは変わりそうです

バイオ株が急騰しています。背景にはノーベル賞の発表がありますが、日本人候補者が受賞できるかどうかで流れは変わりそうです

日銀の金融政策決定会合や米国のFOMCという9月の2大イベントを終え、9月19日~23日の日経平均は週間で235円高の反発となり、2大イベントに対する市場の初動は好感で反応しました。しかし以前のように、バズーカ緩和で円安がどんどん進み、合わせて株価も上昇という展開にはなっていません。日経平均は1万7千円手前で失速するのがこのところのパターンでもあり、今回はこれを打破して上に抜けていけるのかに注目できます。

一方、9月23日(金)の東証マザーズ市場は+2.86%と大幅高となりました。この日はバイオ株の多くが上昇し、マザーズ指数上昇を牽引しました。シンバイオ(4582)が+32.3%高、アキュセラ(4589)+15.4%高でいずれもストップ高となったほか、カナルバイオ(4572)、ナノキャリア(4571)、オンコセラピー・サイエンス(4564)なども大きく上昇しました。時価総額が2000億円を超える大型のペプチドリーム(4587)も+4.4%、タカラバイオ(4974)も+3.7%の上昇となっています。

ノーベル賞を日本人候補が受賞できるかどうか

バイオ株が急騰した背景には2大イベントを無事に通過し、株式市場全体がリスクオン姿勢に振れたことに加え、10月3日(月)からノーベル賞の発表があるためです。今年のノーベル賞では医学分野より複数の日本人候補が報道で挙げられています。山中教授の受賞以降、この時期こうした噂でバイオ銘柄が騰がることが多く、今年も株式市場がリスクオンになったタイミングでの急騰というところだと思われます。

ちなみに、このようなイベント的な上昇は株式市場ではよく見られます。たとえば、毎年、村上春樹氏の文学賞期待から文教堂(9978)の株価もこの時期騰がり、受賞を逃しては下がるといった値動きを繰り返す傾向があります。

ただ、ノーベル賞絡みのバイオ株上昇は一過性に終わる可能性も高く、山中教授のように受賞すれば大相場になる可能性もありますが、要は本当に日本人候補者が受賞するかどうか次第となります。仮に受賞できなければ一過性の上昇で終わることになる可能性が高くなりますので、注意が必要でしょう。一方、今回の候補者はいずれも癌の研究者となっており、もし受賞となれば関連銘柄の上昇が期待できるところとも思います。

参考:日本株通信

※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。