プリキュア声優が株で大儲け!

――先生の個別指導で、「Go!プリンセスプリキュア」の声優浅野真澄さんが、いきなり株で300万円もうけたそうですね。

山田真哉先生「個別指導ではなく、浅野真澄×山田真哉の週刊マネーランドっていう文化放送のラジオ番組ですけどね」

――読みましたよ、そのいきさつを書いた本「山田先生とマネー番組をはじめたら、株で300万円儲かった」って、そのまんまのタイトルですね。
初心者にもわかりやすくトーク形式で書かれている、投資のバイブル。

初心者にもわかりやすくトーク形式で書かれている、投資のバイブル。



山田先生「ありがとうござます」

――勉強になりました。『アンパンマンのキャラクターは約2000とポケモンのキャラクターの約700を足しても、上場企業の数3500にはまだ足らない』って。ポケモンより、アンパンマンのキャラの数が多いんですね。すごいな~、やなせたかし先生。

山田先生「そこですか!」

――他にも、投資信託の仕組みを、ドラゴンボールの「元気玉」に例えていたりして、ラジオのノリが伝わってきますね。お二人は、FP技能士の資格も取ったんですよね。先生は、楽勝だと思いますが、浅野さんすごいわ~。

山田先生「いや、本当にすごいですよ。最初、浅野さんはお金には興味があったけど、キャッシュカードとクレジットカードの違いもわからないくらいくらいでしたから」

――ビリギャルが慶応に受かるくらい、すごいですね(笑)。FPに合格しただけでなく、株で300万円もうけてますからね。やはり、特訓を?

山田先生「いえいえ、番組でリスナーや浅野さんの質問に応えて教えただけです」

――ここが大事だと思うんですが、同じ情報にアクセスしていても、300万円株でもうけた浅野さんがいる一方で、番組を聞いていても何もしなかったリスナーさんもいますよね。違いはなんでしょう?投資の額はとりあえずおいておいて。

山田先生「危機感があるかどうかだと思います。浅野さんは、とても活躍している声優さんですが、どうしてもお仕事の波があります。この先、ずっと仕事があるという保証もなにもない。そして、お金にはずっと苦労をしていたから、まだ若くてお金があるうちに、投資の勉強をして株をやろうと強く思っていたんです」

株は人生のリスクヘッジ

――一般の人も将来の不安はあるはずですが、なかなか投資について知ろうとしませんね。いつも企業内の社員向けマネーセミナーで『日経平均がどんなものか知っている人』とか『投資信託ってどんなものか分かる人』って聞くんですが、半分手が挙がればいい方です。
クールな表情で、ご自身の節約術について思わず話し始める山田先生。

クールな表情で、ご自身の節約術について思わず話し始める山田先生。



山田先生「大企業じゃないですか?」

――そうですね、社内でマネーセミナーをやるくらいですから、上場企業とかとても有名な会社が多いです。

山田先生「勝ち組はいいんですよ(笑)。僕みたいに、中小企業の社長だったり、従業員だったりする人は、退職金も少ないし将来も安定していませんから、せめて勝ち組の大企業の株を買って勝ち組の分け前をもらう!」

――ピケティっぽいですね。大企業の分け前くらいもらわないと、ずっと負けっぱなしだよと。

山田先生「他の声優さんが、『年金も信じられないけど、投資はもっとイヤ!』って言っていたんです」

――あ、デジャヴかと思った。私もよく聞きます。

山田先生「年金を事業としてやっているのが国だとすると、対極にあるのは民間企業です。両方否定しちゃうと、自分の将来が全て『もうダメだ!』って否定することになります」

――だから銀行に預けるって人が多いですよね。

山田先生「人類は基本進歩しますから、株を買った会社が、競争原理の中で営業努力して新しいサービスや商品を作れば、業績もよくなり、いつかは株もあがります。国はいろいろとしがらみがあるので、営業努力がむずかいですからね。結果として退化してしまうこともあります。」

――そんな事言っちゃって大丈夫ですか?ちなみに、どんなしがらみですか?

山田先生「政治家とか自治体とか。僕も仕事で、国家行政の歳出削減委員やってますけど」

――国の節約もお手伝いしているんですね。たのもしいわ~。お金持ちなのに、日頃の節約ぶりが、国に買われたんですね。本の中でも株は2000万円くらい持っていて配当が40万円入ってくると赤裸々に語っておられます。

山田先生「そうです。もしもですよ、将来大借金をして財産を失い、家を売ることになったとしても・・・」

――売っちゃいますか、さおだけ屋御殿。

山田先生「売ることになるかもしれません。アニメグッズも、さおだけ屋御殿も(泣)。そして、地方の団地にひっそりと暮らした場合、年金80万円と株の配当が40万円くらいあったら、ほそぼそと暮らせるでしょ」

――将来のリスクヘッジのための株ですね、たしかに宝くじが当たって3億円を普通預金に預けても、税引前の利息は3000円ですからね。渋谷ののんべい横丁で、1回飲んだら終わります。

山田先生「山口さん、行くんですか?のんべい横丁」

――昨日初めて行ってみました。面白かったわ~。

山田先生「じゃあ、将来も飲みに行きたかったら、飲み代を確保しないと」

――3億の貯金は難しいので、2000万円で40万円の配当を目指します。


浅野さんと山田先生の投資法

――先生は長期投資派ですが、300万円もうけた浅野さんの投資法は?
文化放送「浅野真澄?山田真哉の週刊マネーランド」は月曜21時30分~22時、東海ラジオは火曜21時~21時30分です。

文化放送「浅野真澄?山田真哉の週刊マネーランド」は月曜21時30分~22時、東海ラジオは火曜21時~21時30分です。



山田先生「僕とは全然投資スタンスが違いますね。浅野さんは、去年の8月のチャイナショックの前から株を買っていったんですが、年末には300万円利益確定してますから」

――最初にどんなアドバイスをしたんですか?

山田先生「自分の得意分野を作るという意味で、業種を絞ることです。そしたら浅野さんは目のつけどころが良くて、ヘルスケア業界に注目したんです」

――成績を上げるには、まず得意科目を作れ!の法則ですね。

山田先生「全業種を追うと新聞を見ていても、どこを見たらいいのかわかりませんが、ひとつに絞るとだんだん知っている会社名や言葉が増えてわかってくるんです。それと、もう一つよかったのは、今回浅野さんは、みずほ証券の対面サービスで株の取引をしたところです」

――担当者がついたんですね。

山田先生「そうです。今はネットでいろいろ調べられるけど、初心者が文章を読んでも意味がわかりません。対面サービスなら、担当者に聞けばタダで教えてもらえます。さすがだなと思ったのは、この業種について知りたいとか、この会社の資料をと頼むと、すぐにデータを送ってくれるんです」

――なるほど、家庭教師をつける!みたいな作戦ですね。

山田先生「対面サービスは少し手数料が高めですが、やっぱり高いだけのことはあります。株のデビューはFace To Faceがいいなと思いましたね」

――他に浅野さんの勝因は?

山田先生「割安株を探して、上がったらきちんと利益確定したことですね」

――本の中でも、PERの目安について書いてありましたね。浅野さんは、最初『難解なキーワード、なんですかそれ?』みたいな感じでしたが。

山田先生「PER(ピーイーアール:株価収益率)は、低いほど割安で、僕は20倍以下を買いますが、浅野さんが投資したヘルスケア業界は高めですから、100倍でも買いにいってました」

――医療品やバイオ関連企業はPERが高いですよね。銘柄も浅野さんご自身で選ばれたのですか?

山田先生「業績を自分で見て、わからないことは証券会社の担当者に聞いていましたね」

――すごい進歩!

どこまで勉強して株デビューするか?

――浅野さんは本当にまじめに、お金のお勉強をなさってますよね。

山田先生「興味があることだからでしょうね」

――FP資格を取って、毎日テレビの経済番組を見て、新聞を読んで、ここまでしないと投資は出来ないのか・・・と心配になる人もいるのでは?

山田先生「浅野さんは、声優と作家の仕事が忙しいから、ずっと勉強できたわけじゃないと思います。それでも、春に番組が始まって、お金の知識ゼロから8月には株デビューしてますからね。完璧に勉強しなくてはと思いすぎて、投資デビューできなくなる機会損失の方がもったいないと思います」

――どこまで勉強したら、デビューしてもいいと思います?

山田先生「この本を一通り読むくらいで、いいと思います。あとは証券会社の口座を開設した後に、もう一度読んで銘柄を決める」

――本にも書いてありますが投資に向かない人もいますよね

山田先生「いますね。絶対、国が将来はなんとかしてくれると思っている人。国が年金や医療費、介護費用もみんな出してくれるなら、自分で老後のお金を作らなくていいですからね」

――あと、経済の発展が今後はない、今の便利な生活はなくなって、スマホも無くなり、江戸時代みたいな生活に戻ると思っている人も向かないでしょうね。

山田先生「向きませんね」

――つまり、老後は国に頼れない。今後も経済は発展していく=生活は便利になっていくと思う人は、株に向いているということですね。

山田先生「株を持っていれば、インフレになってもデフレになっても価格は連動するので、貯金しておくより安全です」

――本を読むと、基礎的な知識だけでなく、山田先生ともあろうお方が、だまされて大損する話が出てきて勇気づけられます!

山田先生「失敗を恐れないで、まずは、株主優待や配当がもらえる株を気軽に買ってみましょう。過去に放送した投資コーナーの部分が、みずほ証券のサイトにすべてアップされています。参考にしてください。」

――まずは最低限のご予算で株デビューして、浅野さんを目指しましょう!今日はありがとうございました。

山田先生「ありがとうございました」

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