お祝いのつもりが……サプライズで失敗しない方法
頑張って準備したのに、いまいちの反応……これって価値観の不一致?
頑張って準備したのに、いまいちの反応だった……なんて人に知っておいてほしい、「失敗しないお祝いの方法」をお伝えします。
1.サプライズのしずぎは迷惑!?
そのサプライズ、本当に相手のためですか?
意を決して告白する雄姿や、感動して涙を流してよろこぶ姿を見て、「よし!自分もサプライズしよう!」と感化される人も多いかもしれませんが……実は、かなり難易度が高いのです。
テレビ番組の場合、綿密な打ち合わせを経て、完璧な大規模な演出を遂行しますが、実際に個人がそれを思い付いても、きちんと理想のサプライズを演出するのは難しいのが現実です。
また、フラッシュモブのような、まわりの人を巻き込んでのサプライズがありますよね。
インターネット上や口コミで呼びかけた不特定多数の人々が申し合わせて雑踏の中の歩行者として通りすがりを装って公共の場に集まり、前触れなく突如としてパフォーマンス(ダンスや演奏など)を行って周囲の関心を引き、その目的を達成するとすぐに解散する行為
引用:ウィキペディア
一見華やかなイメージに見えますが、あれば受け取る側によっては不快になることがあるので気をつけましょう。喜ぶ人もいるかもしれませんが、追いつめられるような感じがしてしまう人が多いのも現実です。
とくに、注意したいのが
・告白される相手が注目されたり、目立ってしまうような“恥ずかしい”演出
・サプライズに気づいてしまった相手が、「き、気まずい……」と思うような演出
・一度ガッカリさせてから喜ばせるような心をもてあそぶような演出
これらにあてはまる場合、かえって相手を疲れさせガッカリさせたりと、プレゼントとして逆効果になってしまう可能性があります……。
「プレゼント」=「あなたがやりたいこと」ではありません。まずは相手の気持ちを考えるようにしてくださいね。
2.アクセサリーには注意
肌身離さずつけるアクセサリーは要注意
一般的に、男性が好むものと女性が好むものは違います。しかも、アクセサリーは、身に着けるものですし、ある程度高価なものが多いので、しっかり相手の欲しいものをリサーチする能力を必要とします。
とくに、アクセサリーやネクタイ、スマホケースなどの身に着けるものをプレゼントされると、自分の好みではなくてもつけなくてはいけないとうことになってしまいます。
うかつに相手が好まないものをプレゼントしてしまうと、
「ゲッ! 毎日身に着けてほしいと思われてるだろうけど、 絶対につけたくないし、捨てるわけにもいかないし……最悪じゃん!」
と思われてしまう場合もありますからね。これは男性から女性に贈るときだけでなく、女性から贈る際もよく陥っているので注意しましょう。
そもそも、結婚祝いや出産祝い、目上の方へのお礼など、いわゆる「冠婚葬祭」寄りの贈り物でしたら目安もつきやすいですが、恋人同士や男女間の贈り物の場合は、基本的に相手に欲しいものを聞いて、相手が喜ぶものをプレゼントしてあげたほうが喜ばれます。
相手が欲しいものがどうしてもわからなかったら、まずは下記のような定番アイテムをプレゼントするに留めましょう。
・「ボールペン」のような、日用品寄りの雑貨
・お風呂での消耗品として「アロマボディーソープ」や「入浴剤」
・シャンプーやトリートメントほどこだわりが強くない「ボディケア用品」
・ワインやシャンパンなどの誰でも飲みやすい「お酒」
・定番の消えものとして、「お菓子や食品類」
ただし、恋人未満の関係の場合、男性が女性にお風呂で使うものをプレゼントするとセクハラと思われるケースもあるのでご注意を!
4.一緒に楽しめる旅行やおでかけプランを贈る!
2人で旅行へ
プレゼントは本人に聞くか、消えモノがよいとお話ししましたが、一番オススメの「消えモノ」はなんでしょうか?しかも付き合っているパートナーであれば、考えてしまいますよね。そこでオススメなのが、「物よりも思い出」となる二人で一緒に楽しめる旅行をプレゼントすることです。すでに付き合っている彼女や奥様の場合は、「一緒に出かける旅行」をプレゼントしてみては?
これなら貰ったほうも嬉しいですし、プレゼントをした側も楽しめますよね。
もちろん、勝手に予定を入れてしまうのはオススメできません。あえてサプライズ感が欲しいという場合、行き先は秘密にしておいて、「○月○日に2泊3日の国内旅行をプレゼントしたいんだけど、予定をあけておいて!」などと、伝えてみるのはどうでしょう。女性の場合、洋服やトラベル用品の準備にも気を使いますから、ある程度の距離感や日程は把握しておきたいものです。
5.好物料理を手間をかけて作ってあげる
料理でおもてなし。いつも女性が料理を作っているなら、男性が「今日は僕が作るよ!」と言ってみるのも好印象。
アクセサリーは注意という項目でもお伝えしましたが、男性はファッションに無頓着だったり、物欲が薄かったりする人が多いうえ、女性と違ってもともと持ち物がミニマムなので「持ち物は自分で選びたい」という人が多いんです。また、何を貰うかよりも「彼女が自分のために頑張ってくれた!」と実感できるのが一番嬉しいことなのです。
なので、料理本を調べて時間をかけて、いつもより豪華なハンバーグなんかを作ってお祝いをしてあげるほうが、欲しくないものをプレゼントされるよりもよほど嬉しいことだったりするのです!
相手を喜ばせることにフォーカスしよう
いずれの場合も、「お祝い」=あなたがやりたかっただけではダメだということがわかりましたか?
プレゼントだといいながら、相手が求めていないサプライズや手編みのセータなどをプレゼントするのはNGです!
「あなたがやりたかっただけで、私の欲しいものは何一つなかった! 価値観が合わない!」……なんて思われないように気をつけてください。
プレゼントは相手を喜ばせるもの、相手を笑顔にするものです。相手がどうしたら笑顔になってくれるのか、相手に「矢印」を向けて考えてみてくださいね。