株主優待/高利回り株主優待ランキング

そろそろ底値?利回り46%の1万円株主優待銘柄

ベスト電器(8175)の株主優待をご紹介したいと思います。現金配当+株主優待は単純計算で利回り46%超。1万円台から買える手軽さです。株価は12年の安値に近接中でそろそろ底のとみることも出来ると思います。

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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そろそろ底値?利回り46%の1万円株主優待

今回ご紹介する銘柄は利回り46%!有効活用すれば2年と少しでモトが取れます!

今回ご紹介する銘柄は利回り46%!有効活用すれば2年と少しでモトが取れます!

今回は1万円台で購入でき、かつ現金+株主優待で高い実質利回りが期待できるベスト電器(東証1部<8175>)をご紹介したいと思います。同社は九州発の家電量販店ですが、全国に店舗を展開しています。2012年からヤマダ電機傘下となり、筆頭株主に。ビックカメラも第2位の株主となっています。

まずは銘柄データを見て見ましょう。

【銘柄データ】 ベスト電器(東証1部<8175>)
【予想配当+予想優待額面利回り】 46.4%
【2016年5月20日株価】 110円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=1万1000円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 1円
【株主優待権利確定月】 2月末


今回は100株を購入し、500円分の値引き券(5,000円(税別)ごとに1枚使用可)を10枚獲得したケースを想定しています(株主優待は値引き券をフルに利用したことを想定して、500円×10枚=5000円で評価し、利回り計算をしています)。単純計算利回りは46.4%となり、上手に使えば2~3年の株主優待だけでモトが取れる計算となります。

株価は下落傾向続き、2012年の安値に近接

株価は2013年以降、時折急騰することはあるのですが、長期で見ると下落傾向が続いており、2012年につけた直近安値の100円に近づいています。では、業績はそこまで悪化しているのかというと、そうでもありません。2016年2月期の業績は売上が2.6%減の1705億1200万円と減収ながらも、純利益は3.5%増の16億9400万円。2017年2月期の業績予想も売上が0.3%増の1710億円、純利益が35.7%増の23億円となっており、この計画を達成した場合、予想PERは8.1倍となります。

ちなみに、同社は九州発の家電量販店ですので、熊本地震の影響があるのかもしれませんが、短期的な特別損失計上の可能性のある一方、復興需要拡大に繋がる可能性もあり、そこまで悲観することもないのではないかとも思います。もちろん、ピタリと底を言い当てるのは無理ですが、2012年につけた5年来の安値に近接していることを考えるとそろそろ底になって株価下落が落ち着くのではないかと、株価を見ていても良い時期なのではないかとも思います。

参考:日本株通信

※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。

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