『スヌーピーミュージアム』が2016年4月23日(土)六本木にオープン!
スヌーピーたちが活躍するコミック・ピーナッツの生みの親、チャールズ M. シュルツ。彼に関する貴重な資料や原画コレクションなどを展示しているカリフォルニアのシュルツ美術館のサテライト(分館)が、2年半の期間限定で、いよいよ2016年4月23日(土)六本木にオープンします。約3000平方メートル(約900坪)という敷地には、世界初公開の展示や、ここでしか手に入らないグッズいっぱいのショップ、ピーナッツにちなんだスペシャルメニューを味わえるカフェなど見どころがいっぱい。そこで、一足お先に内覧会に参加したガイドが、スヌーピーミュージアムを楽しむための“5つのポイント”をご紹介しましょう。
チケットは日時指定の予約制
人気を集めること間違いなしのスヌーピーミュージアム。「チケットは手に入る?」「大混雑で身動きが取れないんじゃ……」など心配になりますが、日時指定・数量限定の前売り券が、ローソンチケットで発売されているので大丈夫です。発売は希望日が含まれる月の2ヶ月前の20日午前10時から開始され、先着順(20日が土日祝の場合は翌平日)。当日券も販売予定ですが、前売り券の方が確実に入場できる上、200円安いのでお得です。■前売券:一般1800円、大学生1200円、中学・高校生800円、4歳~小学生400円(税込/希望日の2日前まで購入可能)
スヌーピーの生みの親の意外な素顔に触れる
さぁ中に入りましょう! ギャラリーでは、ピーナッツの原画やシュルツ氏の初期の作品、お宝級のヴィンテージグッズなど、シュルツ美術館が所蔵する貴重なコレクションが6ヵ月ごとに入れ替えられ、展示されます。注目のオープン記念展は「愛しのピーナッツ」(~9月25日(日))。世界初公開を含むピーナッツの原画や資料約150点の展示に加え、ピーナッツの翻訳者である詩人の谷川俊太郎さん、作家の吉本ばななさん、女優の前田敦子さんなど、日米の著名人がピーナッツへの愛を語ります。
注目は夫人のジーン・シュルツさんが選んだ、シュルツ氏の思い出が詰まった原画60 点。展示物の説明書きには、ダンスや庭仕事に精を出していた夫人しか知らないシュルツ氏のプライベートなエピソードが綴られ、ピーナッツの生みの親の温かい人柄に触れることができます。
中にシワを伸ばした紙に描かれたイラストが展示されているのですが、実はこれ、仕事の絵に取り掛かる前にウォーミングアップとしてシュルツ氏が描いたもので、1日の仕事が終わると惜しげも無く捨ててしまっていたのだとか。晩年は秘書がゴミ箱から回収し、丁寧にシワを伸ばして保管したそうですが、シュルツ氏の飾らない人柄が伺える展示物です。
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