歴史マニアでなくとも、城下町を訪ねたときはお城に足を運ぶ機会は多いもの。そんなときのために、お城の風景写真を撮るポイントをまとめてみました。歴史ブームともいわれる現在、少し攻め入ったお城を狙い撮ってみてはいかがですか?

城の全景の撮影スポットを探す

城郭撮影

姫路城。全景を入れたショットは必ず撮っておきたい。いくつかある撮影スポットから狙う。


城郭撮影

弘前城。江戸後期に再建された三重櫓が現在天守として残る。


城の全景を入れた写真は、誰しもが撮りたいショット。集合写真などの記念撮影も行われる場所でもあり、まずマストでおさえておきたい撮影スポットです。

有料で入場する城郭では、パンフレットに撮影ポイントを紹介している場合もあります。また、市販のガイドブックにも撮影お勧めポイントが記載されていることもあるので、これらの情報が入手できるのであれば活用しましょう。

城の全景は、離れた場所から狙うことになります。城が見えてきたらそこからがシャッターチャンスです。紹介されている撮影スポットとは違う、自分だけのお城の風景を切り取ってみましょう。

天候によっても雰囲気は大きく変化します。青空が出ていれば、空の青色と城のコントラストを演出して撮ることができますし、曇り空を背景にしたときは、城郭の建造物のディテールを撮るのに適しています。天候や明るさの状況に応じてテーマを変えてみると、同じ城でも毎回違った趣向を持つ写真を撮ることができます。

撮影するときのカメラ機材では、様々な画角で撮ることが多くなるので広角域から望遠域までを網羅したズームレンズがあると撮りやすいです。被写体が大きく、撮影位置も変わるので、できるだけレンズサイズの幅があったほうが有利に撮影できます。

城郭撮影

彦根城。三角の千鳥破風と曲線を持つ唐破風の組み合わせで、見た目の豪華さを演出している天守。


天守をメインに撮る場合は、破風(はふ)と呼ばれる屋根や軒を飾る三角の装飾板の部分に注目します。天守によってこの破風の形も異なり、それぞれの天守の特徴を表しています。天守の顔ともいえる部分なので、構図を作るときに破風の見え方を意識するのも撮影のヒントになります。

天守をクローズアップで撮るときには破風を意識してみるのがポイントです。

次のページではさらに城周りを読み解いて撮影していきましょう。