株主優待/2月権利確定のおすすめ株主優待銘柄

利回り44%!3万円台で買える2月の株主優待ランキング

2016年2月に権利確定する買い物株主優待券銘柄のうち、3万円台で購入可能な銘柄の中から、ガイドが厳選するトップ2をご紹介します!

戸松 信博

執筆者:戸松 信博

外国株・中国株ガイド

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3万円台で購入可能な2月の株主優待ランキング

今回の第1位の銘柄はなんと利回り44.3%!上手く活用すれば数年でモトが取れる計算です!

今回の第1位の銘柄はなんと利回り44.3%!上手く活用すれば数年でモトが取れる計算です!

今回は2016年2月に権利確定する買い物株主優待券銘柄のうち、3万円台で購入可能な銘柄の中から、ガイドが厳選するトップ2をご紹介します! 配当に加え、株主優待品を額面通りで評価した場合の金額(※)も含めた総合利回りを算出。その利回りランキングを参考に、株主優待の利用のしやすさなどを加味してガイドが選出しました。

※利回りを計算する上での株主優待の評価方法は、額面として記載されている数字を参考としています(一部ガイドが推定)。予想配当+予想優待利回りはあくまでも参考としてご覧ください。(2016年1月12日の終値で計算しています)

それでは、第2位から順にご紹介していきましょう。

第2位 コックス(東証ジャスダック<9876>)

予想配当+予想優待利回り:6.1%

【2016年1月12日株価】 328円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=3万2800円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 0円
【株主優待権利確定月】2月末日
【優待内容】詳細は同社のHPをご覧ください


第2位はコックス<9876>です。イオンが主要株主のカジュアル衣料専門店です。国内262店舗、海外2店舗の合計264店舗を運営しています。今回は100株を購入し、年間で2000円分の同社店舗及びコックスオンラインショップで利用可な株主優待カードを獲得したケースを想定しています(つまり株主優待は2000円で評価し、利回り計算をしています)。

株主優待は良いのですが、同社の場合、やや心配なのは業績です。業績は2014年2月期までは赤字続きだったのですが、不採算店を大量に閉鎖したり、品揃えの見直し、値引きの抑制などで2015年2月期は黒字転換。2016年2月期も上半期までは営業利益、経常利益、純利益が揃って黒字。しあKし、2016年2月期1-3四半期までの業績は売上は0.7%増の160億9500万円と増収だったのですが、営業利益は700万円の赤字(前年同期は4500万円の赤字)、経常利益は36.0%増の1億1900万円、純利益は9200万円の赤字(前年同期は1億8600万円の赤字)と営業利益と純利益が再び赤字に転落しました。

発表後、株価は一時、200日移動平均線まで大きく下げています。ただし、例年第3四半期は業績が落ち込む期間ですし、同社は通期の業績予想は変更していません(売上が1.9%増の221億円、営業利益が815.6%増の3億円、経常利益が117.4%増の4億6000万円、純利益が36.1%増の5000万円)。

株主優待の権利落ち後は株価が下がりやすくなる傾向があるようです。4月に予定されている通期の業績発表で、業績が計画通り黒字を確保できるかを確認しつつ、株価の下げ止まりも確認し、慎重に買い場を探っていくのが良いと思います。

第1位 ベスト電器(東証1部<8175>)

予想配当+予想優待利回り:44.3%

【2016年1月12日株価】 115円
【株主優待獲得最低投資額】 100株=1万1500円
【今期予想現金配当(1株あたり)】 1円
【株主優待権利確定月】2月末日
【優待内容】詳細は同社のHPをご覧ください

第1位はベスト電器<8175>です。九州発の家電量販店ですが、2012年よりヤマダ電機傘下となっています。今回は100株を購入し、1000円分の値引き券(10,000円(税別)ごとに1枚使用可)を5枚獲得したケースを想定しています(
つまり株主優待は5000円で評価し、利回り計算をしています)。単純計算利回りは44.3%となり、上手に使えば数年の株主優待だけでモトが取れる計算となります。

業績は概ね横ばいといった感じです。2016年上半期の業績は売上が3.6%減の894億4300万円、純利益が5.8%減の13億3000万円と減収減益となっていますが、通期予想は売上が0.2%増の1755億円、純利益が16.1%増の19億円と増収増益を見込んでいます。

一方、株価は日本株式市場全体の調整に併せて調整してきているところです。もちろん、株式市場全体の動向にもよりますが、株価の下げ止まりを確認しつつ、上手く購入タイミングを捉えられれば、株主優待を獲得するには面白いタイミングと思います。ちなみに過去5年間の安値は2012年11月につけた100円で、下げ止まりのラインはそのあたりが意識されるところです。

参考:グローバルリンクアドバイザーズの最新投資情報


※記載されている情報は、正確かつ信頼しうると判断した情報源から入手しておりますが、その正確性または完全性を保証したものではありません。予告無く変更される場合があります。また、資産運用、投資はリスクを伴います。投資に関する最終判断は、御自身の責任でお願い申し上げます。
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