「クロエ」の着こなしから学ぶ、絶妙ミックスの着地点(3ページ目)

ドラマティックな「ラッフル」を軽やかにまとう

フリルよりもひだが大きい、優美な「ラッフル」は古風でドラマティックな表情を生みます。16年春夏は世界的にグラマラスなディテールが装いに華やぎを加えそう。エレガンスを帯びたラッフルは大人っぽいフェミニン度が高いから、軽やかなパンツルックに溶け込ませると、それぞれの持ち味を引き立て合ってくれます。

袖先にクラシックなラッフルを配したブラウスは清らかでノーブルな風情を醸し出しています。スーパーロングのネックレスや袖からひもで垂らしたタッセル飾りがゆらめきを添えました。白を基調にしながら、さわやかカラーのラインが入ったパンツと引き合わせ、やさしげな着映えに導きました。首から胸にかけてラッフルを波打たせたＶネック・トップスはノースリーブとショート丈でコンパクトなフォルム。裾を絞ったパンツを合わせて、白×黒のスタイリッシュなツートーンルックに整えています。レースアップのフラットソール・サンダルやフリンジ付きのバッグも視線を引き込みます。

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