アラーム機能、時間だけを設定していませんか?
スマートフォンの時計アプリに搭載されているアラーム機能。朝や仮眠などの目覚ましに使っているという方も多いのではないでしょうか。しかし、アラームを時間のみ設定して使うのはもったいないこと。アラームのラベルも設定することで、ドッキリとしてすぐ目覚めてしまう小ワザがあるのです。では、ラベルを使った目覚ましにどのようなものがあるのか、その設定方法を紹介していきましょう。
アラームのラベルを変えると……?
下の画面を見てください。アラーム音がしてスマホを手に取ったら、画面にこのようなメッセージが出てきたら驚いてしまいますね。また、こんなメッセージが表示されたら電話じゃないと分かっても寝起きの頭ではあわててしまうはず。
実はiOSの時計アプリではアラームのメッセージも設定が可能。こういったインパクトが大きいアラームのメッセージは、アラーム設定の際に「ラベル」を書き換えることで簡単にできるのです。
ラベルを変更するには?
では、iPhoneでラベルを変更する方法について説明しましょう。まずホーム画面から時計アプリをタップしてから、画面下のメニューの「アラーム」をタップします。続いて画面右上の「+」を出して、「アラームを追加」画面を表示させます。ここまでは普通のアラーム設定と同じです。「+」で新規のアラーム設定が可能になります
時刻を設定したら、続いて画面下に表示されている項目の中の「ラベル」をタップ。入力画面に移行するので、ここで好きな文言を入れればオーケーです。
どんなラベルを入れる?
ラベル変更の方法について紹介してきましたが、問題はどんなメッセージを入れるか。ここで驚いてパッチリ目が覚めそうなラベルの内容の傾向をいくつか紹介していきましょう。■危機感駆り立て系
「遅刻確定!」「朝礼に間に合わない!」「とにかくヤバイ!」など、起きないと仕事や学業の危機が迫るラベルを設定。真面目な人に適したメッセージです。
■罵倒で発奮系
「起きろ寝ぼすけ!」「まだ起きられないの?」「起床の時間だ、無能!」などと、あえて過激な言葉をラベル設定。そうすることで発奮し、目が覚めるだけでなく仕事や学業へのやる気が起きるという仕組みです。日ごろモチベーションが上がりづらい方に良いでしょう。
■疑似モーニングコール系
「○○から着信です」の「○○」に好きな人やキャラクターの名前を入れて、あたかもモーニングコールを受けたよう錯覚して楽しく目が覚めるタイプのメッセージ。アラーム設定画面でサウンドを実際使っている着信音と同じものにするとリアリティがアップします。
ラベルを使った目覚ましで注意したい点は?
アラーム設定においてラベルを変えることでドッキリ度が高い目覚ましになるのですが、注意したいのがアラームメッセージに慣れてしまう点でしょう。毎日同じメッセージだとどうしてもインパクトが日に日に薄くなってしまいがち。対策としてはメッセージが違うアラームを何パターンか作成し、1日ごとに違うメッセージのアラームを設定すること。アラームの設定画面で右上の「+」をタップして新規作成を行なえば、複数のパターンが登録可能です。
さて、日々の目覚めが良くなりそうな時計アプリの小ワザを紹介してきましたが、ちょっとした設定で目覚めが向上するという点で、試してみる価値はあるかと思います。寝起きが悪い、寝起きが憂うつという方は試してみてはいかがでしょうか。