バリキャリ「自立女子」たちの恋愛事情で気づいたこと

バリバリ仕事をして自分の好きなことをしているように見える自立女子。実はジレンマを抱えている?

バリバリ仕事をして、いつも自分の好きなことをしているように見える自立女子。実はジレンマを抱えている?

今の時代、女性たちは、男性に負けることなくバリバリ働き、稼ぐことができる時代。男性よりも高収入な女性も増え、会社役員や社長を務める女子、独立して自身のキャリアを確立する女子も増えています。恋愛よりも仕事で評価されることに喜びを感じ、昇格を目指して奮闘し、ひたすら仕事に生きる女性だって少なくありません。

そんな「自立女子」たちは私の世代にも増えていて、周りにもたくさんいます。ある日、女子会を開催したとき、恋愛事情がテーマになりました。やはり、自分で稼ぐ力がある女子は、そうでない女子の恋愛の悩みとは種類が違うものだな、と実感しました。要約するとこんな感じです。

“おいしいお店を知っていて自分で食べにいけて、好きな場所に旅行だって行ける。好きな街のマンションに住み、欲しいと思うものは自分で買える。親孝行だってしているし、家事だってできる。金銭的にも精神的にも自立できない女子を横目で見ては、「ああはなりたくはない!!」と思う反面、本当は、男性に甘えられることを「うらやましい」という感情だって抱いている。「自立」しすぎているからこそ、生きにくい。「自立」しすぎているからこそ、男性に上手に甘えることができずにいる”――そんなジレンマがあるんです。

そんななんでも持っている女性たちのジレンマのもとになっている、“ない”ものを考えてみます。

1.素直になれ“ない”

働くということは、どうしても男性社会で戦うということ。そこから、プライベートでも「男性に負けたくない」という気持ちを引きずってしまう女子。甘えたい気持ちに素直になれないどころか、「素直になったら負け」と勝手に決めつけている。せっかく好きな人ができても素直になることができず、相手に気持ちを気づかれないまま時間が過ぎてしまい、「好き」という、好意を伝える言葉はもちろん、「かっこいいね」「素敵だね」「優しいね」というほめ言葉さえ言うのにためらいを感じてしまう。

2.男性に頼れ“ない”

仕事では、普段から頼るより頼られることが圧倒的に多い自立女子。「甘え方」や「頼り方」がだんだんわからなくなっていく。好きな男性の前でも、「可愛い女子」でいることができなくなっていく。本当は女の子らしくいたいと思う気持ちはあるものの、「慣れてないことをするのは恥ずかしい、ヘンだと思われそう」と自制心も強いので、結局変われない。

3.目が肥えていて、スペックが下の男性を認められ“ない”

職場や取引先には、仕事ができて尊敬できる男性が多いので、男性に対しても目が肥えてしまうケースが多い。会食などで仕事に対して熱いモチベーションを持つ男性と接して意見交換をするため、「男性はこうあるべき!」という理想がどんどん高くなっていってしまう。でも、仕事で尊敬する男性たちは既婚者、気づけば何年も彼氏がいない……ならまだしも、いつの間にか不倫関係に陥るという、笑えないオチになる女子も。

4.仕事の優先順位が高く、恋愛する暇が“ない”

誰かと愛し合いたいという気持ちはありつつも、恋愛に対しての優先順位は仕事より断然下! 幸せな結婚も憧れるけど自身のチカラで仕事を成功させる喜びや達成感は何にも変えられない! という気持ちがあるので、なかなか恋愛モードになれない。

5.彼氏の条件を妥協でき“ない”

「妥協するくらいならば彼氏なんていらない」という考えで、つい女友達の彼を見下してしまうことも……。

「妥協するくらいならば彼氏なんていらない」という考えで、つい女友達の彼を見下してしまうことも……。

理想の彼氏像がしっかりあり、自分よりも経験値が勝っていて尊敬できる相手を好むため、自分のステップアップとともに、理想像も更新されていく。「フリーだし、好意を寄せられたからとりあえず付き合ってみよう」という考えがない。なかなか妥協できず、「妥協するくらいならば彼氏なんていらない」という考えになってしまう。

6.歩み寄れ“ない”

おいしいごはん、旅行、お買い物……なんだって自分の収入でやっていけるし、別にひとりでも楽しいし、たまにそれを分かち合える友達がいればいい、と思っているため、恋愛のせいで自分のペースを壊されたくないという気持ちが強い。自分でなんでも出来るから、価値観を男性に合わせる必要がないと思っている。仕事でがんばった自分へのご褒美に高級寿司屋にひとりで行くようになったらそろそろ危ないかも!?

7.本当の自分を出せ“ない”

仕事で培ってきた「気配り・気遣い」ができる女子が多いのも特徴。「あ、これを見せたら金がかかる女だと思われてしまうかな……」、「本当はこのお店、2回目だけど初めてと言って相手を立てよう」など、脳内で余計な計算をしすぎて疲れてしまう。本当の自分の価値観を見せたら引かれるんじゃないかという気持ちがあるため、男性に対してオープンになれない。それは、男性の器を信頼していない証拠かも?

8.恋愛対象をひとりに絞れ“ない”

条件を比較しつつ慎重に相手選びたい気持ちから、より条件のよい相手を探してしまい、常に出逢いを求めている状態に陥りがち。フリー状態で男性と食事やデート、もしくはカラダの関係があっても、気軽に「彼氏」という特定の相手を作りたくないと思っていて、恋人未満の彼が複数いる場合も。

9.自分の空間に他人を入れる気が“ない”

自分の部屋にこだわって、人を入れたくない女性はいませんか?

自分の部屋にこだわって、人を入れたくない女性はいませんか?

自分のペースで仕事も生活もこなしたいので、家でひとりでいる時間がとにかく大好き。(それに愛犬などがいたら尚更!) 自分ひとりの空間を愛していて、自分ひとりの時間が心地良すぎるため、もはや他人と一緒に住むということが想像できない。結婚した自分もなかなか想像つかず、このままずっと独身なのかもしれない……とときどき落ち込む。でも、今の生活を捨てる覚悟はない!

10.何に対してもこだわりが強く、譲れ“ない”

仕事や恋愛はもちろん、普段食べるごはんや遊ぶ場所、着る服、自身のライフスタイル……全てにおいてこだわりが強く、曲げたくないため男性側に寄り添ったりできない。着る服や身なりに関してのこだわりが強いと、男性側からもとっつきにくい印象を持たれてしまうことに気づいているのに直せない。

結論。自立も愛されも両立すればいい!

自立する気持ちはそのままに、愛される“隙”や“やさしさ”を取り入れてみて。

自立する気持ちはそのままに、愛される“隙”や“やさしさ”を取り入れてみて。

愛されて幸せになるのは、“ちょっと隙があって甘え上手な女子”。それは、経済的・精神的に自立していてもいなくても、本当はキープできるはずのもの。

でも、自立女子たちは、職場や合コンで見かける典型的な「ゆるふわ女子」を見ると、条件反射的に敵対視してしまう。これは、本当はかわいく女性らしくなって甘えたいという自分の気持ちに気づいてイライラ、そうなれない自分にイライラ、がんばっているのに報われない自分にイライラ……という負のループに陥ってしまうから。一方、「こういう子がモテるのね」と観察するしたたかな女子もいるですが、それはそれで、「本当の自分を出せない」の項目につながって、自信喪失につながっていたりもする……。

幸福感は、真の自信がないと出てこないもの。愛されて、大事にされて、ハッピーだ! と感じられる恋愛を見つけるために、ジレンマの原因について考えてみました。

……といっても、わたしだって、まだ運命の人に出会っていない、幸せな結婚を夢見る「自立女子」のひとりなのです。


【編集部からのお知らせ】
All Aboutで家計に関するアンケートを実施中です!(抽選でAmazonギフト券1000円分を3名様にプレゼント)
アンケートはコチラのリンクから回答をお願いいたします(回答期限は2020年9月29日まで)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。