静岡で「一富士二鷹三茄子」をリアル体験?
「一富士二鷹三茄子」ということわざをご存知でしょうか? 初夢に見ると縁起がいいといわれるものなのですが、静岡市ではこれらをリアル体験できるんです。澄み切った青空に映え渡る富士山の麓、初春は開運旅に出かけてみませんか? ここでしか味わえないグルメやお土産情報もお忘れなく!桜海老の水揚量日本一! 由比港で漁師メシを
日本では静岡県の駿河湾でしか獲れない、別名「海のルビー」ともいわれる大変希少な桜海老。桜海老の水揚げは、春と秋の年2回(春漁は3月中旬~6月初旬、秋漁は10月下旬~12月下旬)と限られていて、新鮮な桜海老を味わうなら漁期がオススメです。清流が流れ込む駿河湾で育った桜海老には、豊富な栄養素が含まれ、頭から尾までまるごと食べることで、残さず体に取り入れることができるのです。由比の桜海老料理として、よく知られているのが桜海老のかき揚げ。地元の飲食店の多くで提供されているのですが、今回訪れた由比港の目の前にある「浜のかきあげや」では、桜海老の沖漬け丼が提供されていました。こちらは、水揚げされた直後の桜海老を、夜のうちに漁師手作りの秘伝のタレに漬け込んだもの。
あつあつご飯に薬味と刻み海苔、その上に沖漬けがたっぷり乗せられて登場! 沖漬けと聞くと酒肴のイメージですが、こちらはあっさりとした風味で鮮度の良さが引き立ち、殻も柔らかに感じられてとても美味。途中まで味わったら、出し汁をかけてひつまぶし風にと、二倍楽しみました。単品でもOKですが、今回は桜海老のかき揚げと、桜海老の味噌汁のセットに。桜海老漁船を目の前に潮風を感じながらいただく、桜海老づくしのセット。最高に美味しかったです!
お腹が一杯になったら、隣接する由比港漁協直売所へ。こちらでは桜海老の生・釜揚げ・天日干しのほか、加工品も数多く販売しています。なかでも気になったのが、桜海老のパスタやコロッケ、そして「漁師魂(りょうしだま)」。ネーミングのインパクトが強烈ですが、こちらはカマスやクログチのすり身で漁師が手作りしたつみれです、そのままでも鍋や汁物に入れても美味しいそうですよ。
<DATA>
「浜のかきあげや」
住所:静岡県清水区由比今宿字浜1127
TEL:054-376-0001
営業時間:10:00~15:00
定休日:月曜、祝日の翌日、年末年始(桜海老休漁期間中は金・土・日のみ営業)
交通アクセス:JR東海道線由比駅から徒歩10分
「由比港漁協直売所」
住所:静岡県清水区由比今宿字浜1127
TEL:054-377-1111
営業時間:8:00~17:00
定休日:月曜、祝日の翌日、年末年始
交通アクセス:JR東海道線由比駅から徒歩10分