貯金箱でお金を貯める習慣を持とう!
お金を貯めたいと真剣に思うなら、お金が貯まる仕組みを数多く持っておくことがとても大切です。預貯金や保険といった仕組みは当然ですが、「貯金箱」を活用するのもひとつのとても良い仕組みです。「貯金箱」は多くの人が子どもの頃から慣れ親しんできたお金を貯めるアイテムのひとつではないでしょうか?銀行預金と違い、目で見たときや持ったときの重さ、ジャラジャラとした音でお金が貯まっていくことを実感し楽しむことができます。家の中では財布の次にお金の保管場所や居場所として役に立っているでしょう。
例えば我が家には何年も貯金箱でお金を貯める習慣があります。貯金箱の数も多く、定番のブタさんや、招き猫、カエル、100均で購入したもの、24時間テレビで頂いたもの等々。それぞれ目的があるため、入れるお金の種類も違ってきます。
貯金箱習慣その1:ハッピーマネーは貯金箱に入れて、自分達の幸せのためにお金を使う
1年に1回、家族で1週間ほど旅行に行きます。そのお金の足しにと思い貯めているので、500円以上のお金、特に1000円・5000円・1万円札をメインに貯金箱に入れています。普段の生活費の中から貯金箱にお金を入れることはあまりせず、「棚ぼた」なお金を「無かったもの」として貯金箱に入れています。
何かの還付金や、お祝いのお金、おごってもらった分の食事代などの「ハッピーマネー」を、「無かったもの」として貯金箱に入れるよう習慣付けました。「ハッピーマネー」は1年間を通すと意外とたくさんあるもので、結果的に10万円以上のお金が貯金箱に貯まってきます。
旅行前に家族で空けるのが楽しみで、そのときに「諭吉さん、狭い所に閉じ込めてごめんなさいね。やっと出番が来ましたよ」と声を掛けながら窮屈そうに閉じ込められていたお札を1枚ずつ丁寧に広げていきます。きっと他人が見たらびっくりする光景でしょうね(笑)
■ポイント1:幸せな目的を持つ
最初のポイントは幸せな目的を持つことです。お金は幸せに豊かになるための1つの道具なので、幸せな目的を持って貯めて、そのお金を使ってハッピーになることがとても重要なポイントでありモチベーション持続の秘訣です。我が家は毎年の家族旅行が一番の楽しみです。その目的があるので、毎年貯めることができるのだと思っています。
■ポイント2:現金収入は即貯金箱へ
年末調整などで戻ってくるお金は銀行に直接振り込まれるため、そのまま銀行口座で管理したほうが楽ですが、現金で直接渡されたお金に関しては即貯金箱に入れましょう。財布に入れてしまうと「生活費」として使われる可能性が大きいため、貯金箱に入れることで目的を分けることができますね。
■ポイント3:貯金箱は蓋が無いタイプが無難
貯金箱は手軽が故に、開けて使うことも簡単ですので、最初は蓋の無いものを準備したほうが無難でしょう。私も最初は自分に自信が無かったため、蓋の無い貯金箱を100均で購入して使っていましたが、何年も続けていると習慣になってくるため開けて使うことはなくなりましたので、今では縁起の良い招き猫の貯金箱を愛用しています。
■ポイント4:貯金箱で貯めるお金は1年でリセットできる金額がちょうど良い
例えばマイホームが欲しいからと、頭金数百万円を貯めるというのに貯金箱は向きません。それこそ何年という月日が掛かるでしょうし、盗難のリスクも高まりますので銀行口座で毎月計画的に確実に貯めていくことが重要です。
大きく高額な目的を持って何年間も開けずに貯め続けるよりは、やはり1年に1回は貯金箱を開けて幸せな目的達成のために使っていくほうが、モチベーションは持続し、盗難等のリスクにも対応できます。貯金箱でできる限界の範囲内で楽しみながら上手に貯めていきましょう。
貯金箱習慣その2:小さなお金は寄付用の貯金箱に入れて、誰かの幸せのため
24時間テレビや年末の赤い羽根共同募金、海外で手術を受ける子どもへの支援、災害等が発生したときなど、1年に何度か寄付をする機会がありますね。そのときに持っていけるようにジャラジャラと財布に入っている100円以下のお金をコツコツと貯金箱に入れるようにしています。財布に入っていなくても掃除をしていたら持ち主不在の小銭が出てくることがありますよね。そのようなお金も貯金箱行きです。日本は豊かな国の割には寄付の習慣が少なく、少し残念に思います。小さなお金でもたくさん集まればだれかを助けられることを東日本大震災では気づかされました。子ども達には寄付をする習慣を身に付けてもらいたいと思っています。
貯金箱習慣その3:子どものお小遣いの管理は貯金箱で行う
小学生位まではお小遣いの管理は貯金箱で十分だと思っています。透明で蓋のある貯金箱にお金を保管することで、親子でいくら位入っているのか目で見てすぐにわかりますね。学校でも金銭トラブルの指導をよく耳にしますが、子どものうちは親の管理が必須です。遊びに行くときは必要な金額だけを財布に入れ、残ったお金は貯金箱で保管しています。ただし、子どもが管理しきれない1万円札などの大きなお金は銀行口座を活用しましょう。【関連記事をチェック】
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