愛らしいミニャルディーズ専門パティスリー「UN GRAIN(アン グラン)」に注目

ミニャルディーズ専門パティスリー「UN GRAIN(アン グラン)」には全40種程の小菓子“ミニャルディーズ”が揃う

ミニャルディーズ専門パティスリー「UN GRAIN(アン グラン)」には全40種程の小菓子“ミニャルディーズ”が揃う

2015年11月19日、ミニャルディーズ専門のパティスリー「UN GRAIN(アン グラン)」がオープンし、注目を集めています。場所は、青山・骨董通りから一本入った南青山6丁目の路地沿い。足を踏み入れると、小さな芸術品のようなお菓子達がずらりと並ぶショーケースに、思わず目が釘付けに。どれにしようかと迷うのも楽しい、幸せなひと時を感じることのできるお店です。

「ミニャルディーズ」とは、フランス語で“上品さ、可憐さ”という意味をもつ、ひとつまみサイズの菓子で、もともとはフレンチでコース料理の締め括りとして食後の飲み物と共に提供される小菓子のことを指します。「UN GRAIN(アン グラン)」では食後に限らず、家族や友人など大切な人達と過ごすひと時にぴったりの、一つずつ手の込んだ小さくて愛らしいお菓子を総称しています。

「UN GRAIN(アン グラン)」のミニャルディーズ6個入箱

「UN GRAIN(アン グラン)」のミニャルディーズ6個入箱

アイテムは、生菓子、半生菓子、焼菓子の3つのカテゴリーに大きく分かれ、冷蔵商品と常温商品 がそれぞれ約20種ずつほど揃います。1個各330円~490円(税込)という価格帯で、様々な用途や嗜好に合わせて、約40種類のミニャルディーズから好きな商品を選び、プレゼントや手土産にもぴったりの6個入り・12個入りの透明ボックス入りに詰め合わせることができます。ショッピングバッグもおしゃれな店名のロゴ入りでスタイリッシュです。

ちなみに、「UN GRAIN」という店名は、フランス語で“一粒の種”という意味。一粒の種から大切に育てられた食材を使い、作り手の想いとともに丁寧に仕上げられた一粒のお菓子が、やがてお客さまのなかで新たな気持ちの種へと生まれ変わるように、それぞれのお客さまに楽しく幸せなひと時を提案しながら、ゆっくりと大切に「UN GRAIN」という“一粒の種”を育てていきたいという願いを込めて名付けられたそうです。

「UN GRAIN(アン グラン)」の外観

「UN GRAIN(アン グラン)」の外観

実は、こちらのお店をオープンさせたのは、あの「シガール」で有名な「株式会社ヨックモック」。1969年創業という歴史をもち、焼き菓子の美味しさで定評のあるヨックモックが、長らく準備を重ね満を持してスタートさせた新プロジェクトということで、今後の展開に期待も膨らみます。

その場で焼き上げるキッチン併設型パティスリーとなっていて、テイクアウトのみでなく、いずれは、季節やテーマに合わせたイートインメニューや、会員向けの予約商品も販売予定だそうです。

「UN GRAIN(アン グラン)」のシェフ パティシエ金井 史章氏

「UN GRAIN(アン グラン)」のシェフ パティシエ金井 史章氏


シェフ パティシエの金井 史章(かない ふみゆき)氏は、1978年埼玉県生まれ。国立の辻製菓専門カレッジ卒業後、株式会社ビゴ東京へ入社して基礎を身に着け、2009年に渡仏し、三ツ星レストラン「レストラン ギイ・サヴォア パリ」に入社。在籍中には同グループの一ツ星レストラン「ル・シベルタ」でシェフ パティシエ代理も務め、世界各国からセレブリティが訪れる環境で、上質なデセールを学んだ方です。2011年に帰国後、アラン・デュカス・エンタープライズ系列の東京・青山のビストロ「ブノワ」でシェフ パティシエを務め、今回のオープンに当たり「UN GRAIN」シェフ パティシエとして就任されました。

「UN GRAIN(アン グラン)」のミニャルディーズ、右:「トゥ タン ショコラ」、左:「ペティヨン」(各税込470円)

「UN GRAIN(アン グラン)」のミニャルディーズ、右:「トゥ タン ショコラ」、左:「ペティヨン」(各税込470円)

それでは、「UN GRAIN(アン グラン)」の数あるミニャルディーズの中から、お勧め品の一部をご紹介します。

国内外の星付きレストランで経験を重ねた金井シェフが手掛けるミニャルディーズ達は、小さなお菓子の中に沢山の要素が重なり合い、手間隙がかかっているのですが、決して過剰すぎずシンプルに美味しさが伝わるのが特長。ゆっくりと余韻が広がる繊細な味わいが楽しめます。

そんな金井シェフによる「UN GRAIN(アン グラン)」の代表作と言うべき「トゥ タン ショコラ」と「ペティヨン」は、共に5cm四方に満たないサイズで高さ約6.5cmという小さなお菓子の中に、大変手の込んだ構成が隠れています。

「トゥ タン ショコラ」は、カカオ感の高いショコラを使い、食感や味の濃淡をつけたパーツを幾層にも重ねた、大人向けのチョコレートケーキ。土台はショコラのクランブルにチョコレートをからめ、グリエしたカカオニブなども入れて二度焼きしたザクザクした食感。その上に、やわらかなモワルーショコラの生地や、アルマニャック酒が効いたミルクチョコレートガナッシュ、ミルクチョコレートムースを重ね、キャラメリゼした刻みアーモンドもアクセントに加えています。全体を覆うのは、濃厚でいてすっと口どけよく切れのいいガナッシュ。辛口のシャンパンやハードリカーなどお酒との相性も抜群だそうです。

「ペティヨン」は、アールグレイ紅茶のフレーバーとして知られる柑橘「ベルガモット」の中でも、希少な国産の高知県産のものを使用。シェフ自身が産地を訪ね、生産者の方と直接お話をしていらしたというこだわりの素材です。これをごく軽いムース仕立てにして、アールグレイ紅茶のブリュレやプラリネ、柑橘のコンフィを忍ばせた一品で、国産ベルガモットならではの上品で清々しい香りが口の中ではじけるように、さわやかに力強く感じられます。

次のページでも、まだまだ注目のミニャルディーズをご紹介していきます!