ハーレー2016年最新モデル解説 スポーツスター編(3ページ目)

XL883L スーパーロー

スポーツスターらしからぬフロント18／リア17インチという足まわりは、主にシティユースを想定した軽快な走りを生み出すもの。ローダウン仕様なので足着きへの不安もなく、安心のビッグタンクとシルエットの美しさが嬉しいライトユーザー向けモデルです。

［メーカー希望小売価格］（消費税込）
・ビビッドブラック：106万円
・モノトーン：108万2,000円
・ツートーン：110万4,000円

［スペック］
全長2,220mm×全幅855mm×全高1,130mm／車重256kg／シート高705mm／ホイールベース1,500mm／排気量883cc／エンジン：空冷4ストロークV型2気筒OHV2バルブ／タンク容量17リットル／燃費21.7km/L／タイヤサイズ（F）120/70 ZR18 M/C 59W（R）150/60 ZR17 M/C 66W

XL1200C 1200カスタム

前後16インチのファットタイヤというフォーティーエイトと同じ設計ながら、ビッグタンクにオリジナルのヘッドライト、クロームメッキ仕様の1,200エボリューションエンジンと違った個性を備える1200カスタム。ここにどう味付けをしてオリジナリティを出していくか、カスタムのセンスを問うてくる一台と言えます。

［メーカー希望小売価格］（消費税込）
・ビビッドブラック：146万円
・モノトーン：148万2,000円
・ツートーン：150万4,000円

［スペック］
全長2,220mm×全幅845mm×全高1,140mm／車重265kg／シート高725mm／ホイールベース1,520mm／排気量1,201cc／エンジン：空冷4ストロークV型2気筒OHV2バルブ／タンク容量17リットル／燃費20.4km/L／タイヤサイズ（F）130/90 B16 M/C 73H（R）150/80 B16 M/C 77H

XL1200V セブンティーツー

誰もが思い描くチョッパースタイルを落とし込んだセブンティーツー。エイプハンガー（猿がぶら下がっているような形状から）に21インチスポークホイール、ハードキャンディーカスタム、無駄のないシルエットと、もはや個性の塊のような一台。これをカスタムするのは骨が折れそう……。

［メーカー希望小売価格］（消費税込）
・モノトーン：150万円
・ハードキャンディーカスタム：152万2000円

［スペック］
全長2,255mm×全幅930mm×全高1,270mm／車重254kg／シート高730mm／ホイールベース1,530mm／排気量1,201cc／エンジン：空冷4ストロークV型2気筒OHV2バルブ／タンク容量7.9リットル／燃費20.4km/L／タイヤサイズ（F）MH90-21 M/C 54H（R）150/80 B16 M/C 71H

XL1200T 1200Tスーパーロー

ツーリング仕様のスポーツスターがまさにこれ。ウインドスクリーンとサドルケースが標準装備で、安心して長旅ができるビッグタンク、ステップボード、1,201ccという排気量が魅力的なモデルと言えます。「ツインカムでなくとも、スポーツスターで十分旅は楽しめる」という方にオススメです。

［メーカー希望小売価格］（消費税込）
・ビビッドブラック：160万円
・モノトーン：162万2,000円
・ツートーン：164万4,000円

［スペック］
全長2,210mm×全幅850mm×全高1,300mm／車重274kg／シート高705mm／ホイールベース1,500mm／排気量1,201cc／エンジン：空冷4ストロークV型2気筒OHV2バルブ／タンク容量17リットル／燃費20.4km/L／タイヤサイズ（F）120/70 ZR18 M/C 59W（R）150/70 ZR17 M/C 69W

カタログ落ちしたXL883R

今回残念ながらカタログ落ちしたXL883R。日本のスポーツスターフリークに愛されたモデルで、今回の落選によって逆に中古車試乗での人気が高騰しそうですね。XL883と並んで“もっともスポーツスターらしいスポーツスター”、またモデルラインナップに復活してくれる日を願っています。