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韓国版「金八先生」?「学校」シリーズとは(2ページ目)

日本で学園ドラマといえば、多くの人が「3年B組金八先生」と答えるでしょう。一方、韓国では「学校」というドラマが大変有名です。

安部 裕子

執筆者:安部 裕子

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人気を受けてシリーズ化

その盛り上がりを受けて「学校」はシリーズ化され、2002年までに全4シリーズが制作されました。また最初の「学校」が全16話だったのに対し、シリーズ化されてからは全36話から49話までの長編になったのも特徴です。シリーズ最後となった「学校4」では、舞台を芸術高校に移し、芸術家を目指す学生たちならではのプライドや嫉妬のぶつかりあいが描かれています。

若手スターの登竜門としても定着した「学校」シリーズが排出した歴代スターは以下のとおり、そうそうたる顔ぶれが名を連ねています。

「学校」
チャン・ヒョク、ぺ・ドゥナ、チェ・ガンヒ、ヤン・ドングン、アン・ジェモ、パク・シウン

「学校2」
キム・レウォン、ハ・ジウォン、キム・ミニ、イ・ヨウォン、ジェヒ、キ・テヨン、スエ、キム・フンス、シム・ジホ、イ・ドンウク

「学校3」
イ・ドンウク(休学して復学した役柄のため、2に続いて出演)、チョ・インソン、パク・クァンヒョン、イ・イネ、オ・スミン

「学校4」
コン・ユ、イ・ユリ、イム・スジョン


2012年には10年ぶりの復活も

「学校」シリーズは好評を博しつつも、ややマンネリ化したことも否めず2002年に終了。しかし、その10年後の2012年12月に「学校2013」が制作され、“「学校」の復活”と大きな話題を呼びました。

メガホンをとったのは、元祖「学校」のイ・ミンホン監督。日本では「揺れながら咲く花」のタイトルでオンエア、DVD化されました。学校内だけでなく、校外で起きている学生たちの問題も描かれているのが特徴で、10年前と現代では若者を取り巻く社会環境が変わっていることがわかります。

また、2015年には「「Who are you-学校2015」も登場。こちらは、いじめを発端にした女生徒の行方不明事件をミステリータッチで盛り込みつつ、思春期の子供たちの悩みや成長、そして親たちの葛藤が描かれ、10年前の「学校」シリーズよりも、洗練された印象です。

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