インバウンド需要

中国発の株式下落・人民元切り下げから、世界株式市場が大荒れです。そのような相場の中では、機関投資家・外国人投資家の影響が少なく、個人投資家の買いが期待できる株主優待銘柄に注目するのが良さそうです。今回は、株主優待権利確定が10月末で訪日外国人のインバウンド需要で業績が好調な日本ビューホテルをご紹介いたしましょう。

日本ビューホテル<6097>(東証1部)

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日本ビューホテル Web

日本ビューホテル<6097>は東京都台東区西浅草に本社がある日本各地で「ビューホテル」を運営するホテル会社です。栃木県那須温泉の旅館を発祥として、現在、シティホテル、リゾートホテル、エアポートホテル、遊園地などを展開しています。浅草ビューホテルが旗艦店舗です。浅草ビューホテルは、下町浅草エリアにある唯一の高層ホテルです。ホテルから、浅草花やしき、浅草寺、東京スカイツリーが一望できます。

訪日外国人のインバウンド需要で、旗艦店舗である浅草ビューホテルや、空港に近い成田ビューホテルが好調なようです。円安により、日本人の海外旅行から国内旅行へのシフトも追い風になっています。

浅草ビューホテルでは、中国人に多いパック旅行の団体客ではなく、香港・台湾の訪日外国人に多い個人旅行を中心に予約を取っているため、中国の株安・人民元切り下げの影響は少なそうです。訪日外国人の訪問先で最も多いのは東京都で、訪日外国人アンケートでも、東京都での宿泊先・満足した場所で、浅草は3位と人気の地域です。浅草ビューホテルも2015年4月期の客室稼働率が94.4%と、ほぼフル稼働状態が続いています。

自己資本比率は61.7%(2015年4月期)と健全性の高い財務基盤を構築しています。2015年11月から両国ビューホテルが営業開始予定です。株主優待は100株保有すると、4月・10月に2000円分の優待が貰えます。株主優待利回りは1.8%と、魅力的な水準です。

■株式データ
株価2,197円
売買単位 100株
予想PER(連)51.82倍
PBR(連) 1.5倍
予想配当利回り 0.91%
優待利回り 1.8%
時価総額 約212億円

■株主優待
権利確定日:4月末・10月末
優待がもらえる株数:100株以上
優待内容:優待割引券(500円)
100株以上 4枚
300株以上 6枚
500株以上 10枚

*株式データは、2015年9月11日終値基準。予想配当は、東洋経済新報社予想。 
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