メルカリで素早く売るには出品のタイミングがカギ
ユーザーが増えているフリマアプリ。オークションとは違い、出品後数分で取引が成立することも。
これまでネットオークションの記事では、終了時間が大切だと書いてきたので、「あれ?」と思う人もいるかもしれません。でも、そもそもネットオークションとフリマアプリでは仕組みに大きな違いがあるのです。ネットオークションは出品時に終了時間を設定することができます。なので、参加者が一番多いと言われている週末の夜に終了させるように設定することで、終了間際の入札を誘えるわけです。
一方、フリマアプリの場合には、出品時に終了する時刻を設定しません。これは、価格が動かずに、早い者勝ちで買うことができる仕組みが関係しています。つまり、いつ終わるのかわからないのがフリマアプリなのです。ということは、いかに早く出品物を見つけてもらうかがカギになってきます。しかも、フリマアプリは出品した順にタイムライン状に商品が出て行くので、より多くの人が見ているときに出品するのがポイントというわけです。
子供服は主婦がスマホを見ている時間に出品する
たとえば、子供服を出品するとしましょう。この場合、ターゲットは子どもがいるママさん(主婦)なので、考えることは「ママさんは、いつスマホでフリマアプリを見るのか?」ということです。朝ご飯をつくったり洗濯などの家事で忙しい朝は、見ていないと思います。あとは、子どものお迎えに行ったり夕ご飯の準備をしている時間帯も難しいでしょう。逆に、午前中から午後にかけては自分の時間がとれることも多いので、スマホを見ている可能性が高いです。そう考えると、子供服やハンドメイドの材料など、主婦向けの商品を出品するのはお昼頃から夕方にかけてがベターだとわかります。ビジネスパーソン向けのモノは通勤時間帯に出品
では、仕事をしている人向けのモノの出品はいつがいいのでしょうか。少なくとも、仕事中はなかなか難しいので、それ以外ということになります。たとえば、通勤時間帯やランチタイムなどです。あとは、夕食をとった後なども、自分の時間をつくっているかもしれません。もちろん、例外もあるので、必ずこの時間帯というわけではありませんが、できるだけタイミングを考えて出品した方がより高く売れる可能性が高くなってくるとは思います。晴れの日よりも雨の日の出品がオススメ
タイムライン上に出品物が表示されるフリマアプリの出品は、見ている人が多い雨の日の方がいい。
ただし、このワザはすぐに購入できるフリマアプリだからこそです。ネットオークションでは終了まで待たないといけないので、ここにタイムラグが生じてしまいます。(即決を設定してない場合)これが案外クセモノで、たとえば終了するのが3日後だと「まいっか」となってしまい、入札まで至らないことも。
そんなわけで、タイムライン上に出品物が表示されて、見つけたら即購入できるフリマアプリの場合には、出品のタイミングが重要になるというわけなのです。
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