日経平均株価、これからどう動く?

日経平均株価が10月26日、8月末以降およそ2ヶ月ぶりに1万9000円台を回復しました。1ヶ月ほど前には1万7000円を割り込む場面もあったわけですから、この1ヶ月で2000円ほど上昇したことになります。追加の金融緩和への期待や外部環境の改善等が要因の一つと言えるでしょう。そこで、日経平均株価がこれからどう動くのか、株式市場の行方を考えてみました。

日経平均株価の現状を確認

まずは日経平均株価のチャートを見てみましょう。中央の丸印が9月29日につけた安値1万6901円です。株価がずいぶんと上昇したことがわかりますね。

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日経平均株価チャート。会社四季報オンラインより


では、これから日経平均株価がどう動くのか、そして株式市場の行方を考えてみます。

出来高を確認する

日経平均株価はすでに2000円も上昇したことを踏まえると、短期的にはいつでも株価が調整する可能性があります。ここで、出来高のチャートを見てみましょう。
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日経平均株価チャート。MarketSpeedより

出来高については、8月下旬をピークに、以降は減少傾向にあることがわかります。出来高が減少傾向にあるということは、それだけ市場参加者が少なくなっている、つまり閑散としているということです。ざっくりと言うと、市場参加者が少なくなってきているので、上にも下にも、少しの売買で動きやすいということです。

今後の動きを分析

それでは、次に日経平均株価の週足チャートを見てみましょう。
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日経平均株価チャート。会社四季報オンラインより


現在の株価より少し上に26週移動平均線が走っているのが見えますね。日経平均株価は26週移動平均線(水色)である1万9500円前後を目指して上昇する可能性があると考えられます。

ただ、株価の波動で考えると、日経平均株価は現在3波動ですから、今後は調整の4波動と最終波の5波動になります。いったんは調整局面を迎えて、その後5波動に入る可能性が考えられます。

エリオット波動についての記事:日経平均1万9000円!どこまで上がる?取引戦略は?

株価が上昇すると、株をつい買いたくなってしまうものですが、株は安い時に買って高い時に売って儲かります。安易に買ってそれが高値圏であれば、高値掴みをしてしまったかと不安に思うことがあるかもしれません。株価は高い日もあれば安い日もありますので、急いで買う必要はないのです。他の株価チャートを併用して、株価がどう推移するのか、注目しておくとよいかもしれませんね。

※投資の判断につきましては、ご自身の責任でお願いします。
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