指紋認証や4Kディスプレイなど注目の新機能が満載!
9月4日からドイツ・ベルリンで開催される、世界最大級の家電展示会IFAに先駆けて行われたプレスイベントで、ソニーがスマートフォン「Xperia」の最新モデルを発表しました。発表されたのは現在発売中のフラッグシップモデル「Xperia Z4」の後継機にあたる「Xperia Z5」と、コンパクトモデルの「Xperia Z5 Compact」、そして世界で始めてスマートフォンに4Kディスプレイを搭載した「Xperia Z5 Premium」です。
電源ボタンのデザインを変更し指紋認証を搭載
まずは「Xperia Z4」からの進化について見てみましょう。外観で最も大きく変わったのは、電源ボタンです。「Xperia Z」シリーズではこれまでずっと、丸型の電源ボタンが採用されてきました。金属のフレームをガラスで挟み込んだような、薄く、軽い、一枚板の「オムニバランスデザイン」に、丸くやや凸型の電源ボタンというのが、「Xperia Z」シリーズのデザイン的な特長でした。
今回の「Xperia Z5」「Xperia Z5 Compact」「Xperia Z5 Premium」では、その電源ボタンを一新。平たい長丸型のボタンが採用されています。
このデザイン変更は、新たに電源ボタンに指紋認証機能が追加されたためです。たとえば「iPhone 6」では、まず電源ボタンを押して電源をオンにし、それからホームボタンで指紋認証をしてロックを解除するという方式が採用されていますが、「Xperia Z5」は電源ボタンを押す際に指紋認証を行うため、電源オンからロック解除までワンプッシュでできるようになっています。
外観ではこのほか、「Xperia Z5」の背面に従来のような光沢ではなく、マットな曇りガラスが採用されているのも変更点のひとつ。グラファイトブラック、ホワイト、ゴールド、グリーンというカラー展開も含め、実際に触れてみて、これまで以上に落ち着いたデザインになっているいう印象を受けました。